米海軍、次世代揚陸艇調達計画「SSC 」を発注
DoD (Department of Defense : 米国防総省) は 6日、米海軍が Textron Inc. に対して老朽化するホバークラフト「エアクッション型揚陸艇 (LCAC : Landing Craft Air Cushion) の後継に、次世代揚陸艇調達計画・SSC (Ship-to-Shore Connector) の発注をおこなったと発表した。
米海軍では、保有する大方の LCAC について 2028年 まで使用できるよう、延命改修 (SLEP : Service Life Extension Program) に費やす一方で、イラクやアフガニスタンでの戦争を経験する中で、道路脇に存在する IED (Improvised Explosive Device : 簡易爆発物) などの脅威に対抗する為、海兵隊で使用するヴィークルの重量が増し続けたことに苦慮してきた。
新型機への更新により、現在の LCAC では搭載容量 60t (移動速度を落とした場合は 75t) に対し、次世代揚陸艇調達計画・SSC では、40マイル/h (約 64Km/h) の最高速度で 74t の積荷を運搬可能としている。
ペンタゴンの発表によると、契約総額は 2.13億ドルで、8つ のオプションが行使される場合 5.7億ドル に増える可能性があり、残存する海軍の 72隻 の LCAC が代替予定とのこと。またデリバリー開始時期については 2017年 を予定し、IOC (Initial Operating Capability : 初期作戦能力) については 2020年 を予定している。
Department of Defense 2012/07/06
Aol Defense 2012/07/06
AFP via Space War 2012/07/06
Image from Textron Inc.
米海軍では、保有する大方の LCAC について 2028年 まで使用できるよう、延命改修 (SLEP : Service Life Extension Program) に費やす一方で、イラクやアフガニスタンでの戦争を経験する中で、道路脇に存在する IED (Improvised Explosive Device : 簡易爆発物) などの脅威に対抗する為、海兵隊で使用するヴィークルの重量が増し続けたことに苦慮してきた。
新型機への更新により、現在の LCAC では搭載容量 60t (移動速度を落とした場合は 75t) に対し、次世代揚陸艇調達計画・SSC では、40マイル/h (約 64Km/h) の最高速度で 74t の積荷を運搬可能としている。
ペンタゴンの発表によると、契約総額は 2.13億ドルで、8つ のオプションが行使される場合 5.7億ドル に増える可能性があり、残存する海軍の 72隻 の LCAC が代替予定とのこと。またデリバリー開始時期については 2017年 を予定し、IOC (Initial Operating Capability : 初期作戦能力) については 2020年 を予定している。
Department of Defense 2012/07/06
Aol Defense 2012/07/06
AFP via Space War 2012/07/06
Image from Textron Inc.
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