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米陸軍、ソマリア Al-Shabab との戦いで影の原動力に

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米陸軍、ソマリア Al-Shabab との戦いで影の原動力にLos Angeles Times が 7/29 付で報じたところによると、米陸軍がソマリアの Al-Shabab に対する戦いで、数千のアフリカ兵士を訓練し、静かに展開している。
表向きはアフリカ連合 (AU : African Union) の支援を受けた格好としながらも、アフリカ諸国 5ヶ国 から成る 15,000名 の兵士は、実質的に米軍主導の管理下で作られ、兵士の訓練は米国政府および、民間軍事会社を通して雇用された退役外国軍人がおこなっている。これらアフリカ兵に対して小火器・弾薬はもとより、NVG (Night-Vision Goggle : 夜間暗視ゴーグル) や 通信機器、メディカル装備の他、APC (Armored Personnel Carrier : 装甲兵員輸送車) や 偵察用無人機 などの洗練された米軍装備の提供と、その訓練もおこなわれている。アフリカ兵士らは実戦に配備されるまで 13週間 に渡る基礎訓練を受けている、とのこと。
レポートでは、米陸軍 Ranger が ソマリアの地で 2機 の Black Hawk が撃墜され、18名 の兵士を失った血まみれの敗北「モガディシュの戦闘」から約 20年、今度はアフリカ兵士を使った代理戦争として、ワシントンは再び重く混沌としたこの地へ向かう、とも記されている。

Los Angeles Times 2012/07/29
Photo : U.S. Army Maj. Gen. David Hogg, center right, inspects Sierra Leone troops in Freetown during a deployment ceremony this year. (U.S. Army Africa / July 28, 2012)


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