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米海軍の最新型対空レーザー砲に電力供給技術の重要性が指摘

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米海軍の最新型対空レーザー砲に電力供給技術の重要性が指摘米海軍 ONR (Office of Naval Research) は、4 月初頭に米海軍作戦総長の Jonathan Greenert 大将が LaWS (Laser Weapon System) の配備について発表した件に関連して、動力源となる電力供給技術の重要性を指摘。電気推進技術そのものはすでに存在するが、これを将来の水上戦闘艦に適用する際には、重量・速度・機動性・指向性エネルギー兵器 (DEW : Directed Energy Weapon) 向けの電力供給といった課題があることから、もっと複雑になものになるだろうとしている。そこで ONR が取り上げているのが、SiR (silicon carbide) ベースのトランジスタ・変圧器・パワー コンバータといった機器。SiC の利用により、電力の品質確保とともに重量軽減を図れるとしている。ONR は、この分野の研究は民間にも利益になるとしているほか、8 つの大学からなる ESRDC (Electric Ship Research and Development Consortium) を後援することを明らかにしている。

U.S. Navy 2013/04/25
About LaWS adjunct to the Close-In Weapon Systems (CIWS)
Photo : A prototype LaWS (Laser Weapon System) mounted on a naval vessel.

過去の「米海軍レーザー砲」関連記事:
UAVを迎撃・破壊、米海軍のレーザー砲が来年に中東へ配備


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