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DARPA 助成金、敵地奥深くへ侵入可能なサイレント・ハイブリッド二輪車の開発委託先へ

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DARPA 助成金、敵地奥深くへ侵入可能なサイレント・ハイブリッド二輪車の開発委託先へ
米バージニア州の Logos Technologies, LLC は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency : 米国防総省国防高等研究事業局) から中小企業技術革新研究プログラム (SBIR : Small Business Innovation Research) を通じて、静粛性能に特徴を持つ電動ハイブリッド式の軍用オフロード・モーターサイクルの開発に関する助成金を受けたことを明らかにした。Logos Technologies 社によれば「今回の構想は、二輪駆動で二種類以上の燃料を使うハイブリッド能力がフルサイズのオフロードモーターサイクルに統合化される初の事例」とのこと。開発に当たっては、米カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を持つ BRD 社と協力関係の下で進めていく。高い機動力を誇り、荒地など地形の如何に関わらず、過酷な敵地の奥深くへ縦横無尽に侵入することができるバイクと、ハイブリッド車の特徴を活かしたい考え。電動状態では、電気的な推進音程度で殆ど音を立てることもなく、エンジンノイズも発生しない。また、ハイブリッドにより純粋な電動式よりも活動範囲を広げることができることから、後方支援から離れた地での運用も想定できる。この他、ハイブリッド駆動システムならではの運用形態として、戦場における電源供給システムとしての活用も考えられている。

Logos Technologies, LLC 2014/04/10

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