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車輌の乗り入れが困難な山岳地帯で活躍、米海兵隊による陸軍特殊部隊向け馬術訓練

海外軍事
車輌の乗り入れが困難な険しい山岳地帯において活躍する、馬匹 (ばひつ) を使った移動方法。2001 年でのディプロイメント以来、アフガニスタンの地で馬に跨った米特殊部隊員を中心とする写真がミリフォト (militaryphotos.net) など海外フォーラムで貼付され、ミリタリーファンの間でも話題となった。米海兵隊では、馬を使ったコースを 1980 年代より設定。3 年前からは、陸軍特殊部隊の要請に応じて馬術 (horsemanship) 訓練を実施している。陸軍の特殊部隊員を中心に、ジーパンに T シャツと言った民間人の服装で訓練に励んでいる。こうした訓練課程は米軍の中でも唯一の存在とのこと。馬をコントロールする方法やケアの仕方、荷物の運ばせ方に始まり、馬を使ったルートや距離の計算方法を教えている。また、より実戦的に現地で馬を調達する際のチェックすべき箇所などについても教えている。病気の駄馬を掴まされないよう、馬の歯をチェックして年齢や体調を判断する方法なども教えているとのこと。
訓練のカリキュラムにおいては、スポーツとして盛んな近代馬術よりも、古くはインディアンが使っていた馬を使った戦技をお手本にしている。原始的ではあるが、長距離の移動に適し、大きな荷物が運べ、ガソリンが必要なく、静かに移動することが可能な馬を使った移動は、戦場の小ユニットでの移動に適している。また、正規に調教された馬を使った場合では、1 日に 30 マイル (約 48 キロメートル) 以上の移動が可能とのことで、短時間においては最大で時速 40 マイル (約 64 キロメートル) に及ぶ襲歩 (gallop) での移動が可能。原始的な馬術に対する復権の取り組みがおこなわれる一方で、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency : 米国防総省国防高等研究事業局) を主導に、6,200 万ドルの巨費が投じられた「ロボット ラバ」の「LS3 (Legged Squad Support System) 」開発計画も併せて進められている。

USA Today 2014/06/22
Photo : U.S. Marine Corps 2013/10/03


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