ポーランドが Mi-24 攻撃ヘリコプターの後継機の導入の、前倒しを検討しているという。『The Aviationist』が 9 月 10 日付けで報じている。

同紙によれば、これまでポーランドは、汎用戦闘ヘリコプターを購入することを優先的に検討しており、Mi-24 の後継機は 2020 年から 2022 年以降に購入されるはずだった。しかし今回、汎用戦闘ヘリコプターの購入が先送りされ、代わって Mi-24 後継機の購入が 2017 年に前倒しされることになったという。

その理由としては、ウクライナ危機や、また関係が悪化しつつあるロシアが、ポーランド国境と面するカリーニングラート州に Mi-28 を展開させているため、それらに対抗する必要が生じたためであるとされる。

後継機の候補としては、アグスタウェストランド社の AW-129 マングスタと、ボーイング社の AH-64 アパッチが挙げられているとのことだ。

The Aviationist 2014/09/10
Photo: Mi-24 D / Poland Ministry of Defence
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201409