オーストラリア陸軍は 9 月 22 日、新しい迷彩服であるオーストラリアン・マルチカム・カモフラージュ・ユニフォーム (AMCU, Australian Multicam Camouflage Uniform) を正式に導入すると発表した。

この迷彩服は、これまで約 13 年間に渡って試験が続けられてきたもので、今年 10 月から配給が始まるという。AMCU は「フィールド」と「コンバット」と名付けられた 2 種類の仕様があり、またオーストラリア国内で、オーストラリアの企業によって生産される、完全国産製であることも特徴だという。製造を担当するのはオーストラリアン・ディフェンス・アパレル (ADA, Australian Defence Apparel) 社と、パシフィック・ブランズ・ワークウェア・グループ (PBWG, Pacific Brands Workwear Group) 社の 2 社とのことだ。

現在、オーストラリア陸軍では、ディスラプティヴ・パターン・カモフラージュ・ユニフォーム (DPCU, Disruptive Pattern Camouflage Uniform) と、オーストラリアン・マルチカム・パターン・オペレーショナル・コンバット・ユニフォーム (AMP OCU, Australian Multicam Pattern Operational Combat Uniform) と呼ばれる、2 種類の迷彩服が使用されているが、AMCU が全員に行き渡るまでは、この従来型の迷彩服も併用されるとのことだ。

AustralianArmy official FaceBook 2014/09/22
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Photo: © Commonwealth of Australia, Department of Defence
Text : 鳥嶋真也 - FM201409