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レイセオン社、兵士向けのウェアラブル・コンピューター・システムを開発

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レイセオン社、兵士向けのウェアラブル・コンピューター・システムを開発
米国の軍需製品大手のレイセオン社は 10 月 15 日、合衆国陸軍協会の 2014 年会合 (AUSA 2014) において、兵士向けのウェアラブル・コンピューター・システムを開発したと発表した。

同社によれば、既存のウェアラブル・コンピューターのシステムに新しい技術を組み込むことで、司令官や兵士にリアル・タイムの戦場の情報を伝え、状況認識能力を増強させることができるようになるという。

また『Military.com』の blog『Kit it』が報じたところによれば、コンピューター部には日本のパナソニック製の 7 インチ・タブレット「タフパッド (TOUGHPAD) 」が使われており、そこに米陸軍が使用している電子地図や兵士の追跡用ソフトウェアの JBC-P (Joint Battle Command - Platform) を搭載しているとのことだ。

また同 blog では動画も掲載されており、兵士の胸に取り付ける形態であること、使用時にはカヴァーを開き、見下ろす形で操作することなどが紹介されている。

10 月下旬から、米陸軍の特殊部隊においてデモンストレーションが行われるとのこと。

Raytheon 2014/10/15
Kit Up! / Military.com 2014/10/15
Photo: How Do Panasonic Solutions Support Military / Panasonic Business UK
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201410


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