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ソマリア・モガディシュのイスラム武装勢力による襲撃の犠牲者に元デルタ隊員コントラクターが含まれていたことが判明

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昨年のクリスマスの日に、ソマリア・モガディシュを舞台に、イスラム武装勢力による襲撃事件が発生し、その交戦に巻き込まれた犠牲者の中に、元・米陸軍特殊部隊 デルタ・フォース隊員が含まれていたことが明らかになった。
事件は、2014 年 12 月 25 日、クリスマスのランチタイムに発生した。

アデン・アッデ国際空港 (旧・モガディシュ国際空港) 近くにある AMISOM (African Union Mission in Somalia: アフリカ連合ソマリア・ミッション軍) の Halane ベースキャンプに、イスラム武装勢力 Al Shabaab (アル・シャバブ) のメンバー、少なくとも 8 名が侵入。

軍による重度の警備体制が敷かれたこの空港に、ゲリラは軍のユニフォームを着用し、建屋の内部には周到に襲撃用の武器が隠されていた模様。

町 1 つ離れた別の基地でクリスマスのお祝いを兼ねたミーティングの最中だった Bancroft 社所属の Brett Fredricks 氏 (55 歳) 率いる数名の支援チームが現場に急行したものの、敵の襲撃に遭遇し放たれた銃弾を眉間に受けて即死した。

この銃撃戦により Fredricks 氏の他、AMISOM の兵士 3 名が死亡。ゲリラ側は 5 名が死亡し、3 名が捕縛されている。

この事件自体は、発生の当日・翌日までに AMISOM や米大使館の公式サイト上で公表されていたが、「デルタフォース」の肩書きを持つメンバーの死亡が含まれていたことは非公表となっていた。

本件を詳報した Foreign Policy によれば、退役したデルタフォース隊員が海外の戦闘に巻き込まれて死亡するという事例は極めて稀であることから、Fredricks 氏の死亡は当初公表されなかったという。(そもそもデルタフォースこと、1st Special Forces Operational Detachment-Delta について、米国防総省はその存在を正式に認めていない)

Foreign Policy では、事件発生の経緯や当日の混乱した様子をはじめ、Fredricks 氏のバックグラウンド、所属した Bancroft 社のストーリー、同社の創設者である Michael Stock 氏についてなど、かなり細かな内容まで掲載している。

Foreign Policy 2015/01/22
AMISOM 2014/12/25
Image: Bancroft Global

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