NEWS

BMD-4M、最初の生産分がロシア空挺部隊に配備 = IHS Jane's 360

海外軍事 Comments(0)
IHS Jane's 360 誌は 3 月 4 日、ロシアの歩兵戦闘車 BMD-4M の最初の生産分 12 輌が、3 月 3 日にロシア空挺部隊に配備されたと報じた。
BMD-4M は空挺戦闘車とも呼ばれ、航空機からの空中投下が可能なように造られている。BMD-4M は BMD-4 を基に改良されたもので、装甲やエンジン、シャシーなどに手が加えられているとされる。特にエンジンには、軽量化のためにマグネシウム合金や薄いスチールが使用されているという。
車体上面にはバフチャー U 砲塔を装備し、アルカン・ミサイルも発射可能な 100 mm 2A70 主砲、30 mm 2A72 同軸砲、7.62 mm PKT 同軸機銃が収められている。また新しい射撃管制システムも導入されており、直接、間接を問わず、さまざまな種類の目標に対する射撃が可能だとされる。

なお同日には装甲兵員輸送車 BTR-MDM も 12 輌、引き渡されたとされ、また今年の終わりまでに、62 輌の BMD-4M と 22輌の BTR-MDM が引き渡される予定になっているという。

IHS Jane's 360 2015/03/04
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop