サーマルサイトやナイトビジョンなど 890 億円超の米軍の先進装備品が eBay などで不正転売
ネットメディアのインターセプト (The Intercept) は、米軍が使用する先進技術の粋を集めた装備品、額にして 7.5 億ドル (約 893 億円) 相当が、ネットオークションを通じて転売されていた実態を明かした。
これは、インターセプトが入手した海軍犯罪捜査局 (NCIS: Naval Criminal Investigative Service) とその内部機関、多角脅威警告センター (Multiple Threat Alert Center) の調査報告を情報ソースとするもの。
2014 年 3 月発行の「Diversion and Illegal Sales of Restricted USG Optical Systems」と題したこの調査報告では、ナイトビジョンゴーグルやサーマルサイトと言った、本来は軍当局により管理が厳しく制限されているはずの装備品 32,000 点が、eBay をはじめとしたネットオークションを通じて転売されている事態に警鐘を鳴らしている。
国際武器取引規則 (ITAR: International Traffic in Arms Regulations) で米国外への持ち出しが規制されているこれら先進装備品について、管理当局である国務省をはじめ、国防総省や、連邦捜査局 (FBI) の他、海軍犯罪捜査局 (NCIS) などが目下その行方を追跡している。
ちなみに、本稿ソースのインターセプトは、「original, independent journalism」を信条とした報道ベンチャーで、その発行人はピエール・オミダイア (Perre Omidyar) 氏となっている。同氏は、上述にも登場しているインターネットオークション世界最大手 eBay 社の創設者・現会長職に就く人物でもある。
The Intercept 2015/03/26
2014 年 3 月発行の「Diversion and Illegal Sales of Restricted USG Optical Systems」と題したこの調査報告では、ナイトビジョンゴーグルやサーマルサイトと言った、本来は軍当局により管理が厳しく制限されているはずの装備品 32,000 点が、eBay をはじめとしたネットオークションを通じて転売されている事態に警鐘を鳴らしている。
国際武器取引規則 (ITAR: International Traffic in Arms Regulations) で米国外への持ち出しが規制されているこれら先進装備品について、管理当局である国務省をはじめ、国防総省や、連邦捜査局 (FBI) の他、海軍犯罪捜査局 (NCIS) などが目下その行方を追跡している。
ちなみに、本稿ソースのインターセプトは、「original, independent journalism」を信条とした報道ベンチャーで、その発行人はピエール・オミダイア (Perre Omidyar) 氏となっている。同氏は、上述にも登場しているインターネットオークション世界最大手 eBay 社の創設者・現会長職に就く人物でもある。
The Intercept 2015/03/26
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