アルミニウムイオンバッテリーは柔軟性に優れ、1分で急速充電でき、長寿命

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米スタンフォード大学のHongjie Dai教授率いる研究チームは、従来品より実用化に近づいたアルミニウム-イオンバッテリーを開発したとYouTubeで動画を公開している。

動画では試作されたアルミ電池でLED点灯、スマホへの充電を行っており、電池を指で曲げるなどのデモを披露している。これが実用化されれば今後のバッテリー式機械装置の全てが形状に捕らわれない製品開発に移行する可能性がある。
このアルミニウム-イオンバッテリーは既に7,500回の充放電を行っており電池容量も低下しないの事。僅か、1分間の急速充電もかなり魅力的だ。

一般的なリチウムイオン電池の寿命は1,000回の充放電サイクルと言われる事から7.5倍の長寿命を達成している。

開発の着眼は陰極で、様々な素材をテストし最終的にカーボングラファイトで陰極を製作。その結果驚くべき性能を引き出すことに成功したという。

しかしながら現状は電圧に問題があり、実用化にはもう少し時間が掛かりそうだ。

アルミニウムはコストが低く手に入りやすい材料から、これを使用した電池は日本企業でも研究されている。
2013年には冨士色素株式会社(本社:兵庫県川西市)がアルミニウム - 空気電池を初の二次電池化実現しており大阪大学や京都大学などもアルミニウムを使用したバッテリーを相次いで開発して発表している。

世界的に見て特許・実用化が急務な様だ。

我々の生活にもバッテリーというのは自動車や携帯端末を始め非常に多くの分野で浸透している。近い将来アルミニウム-イオンバッテリーを使用したこれまでとバッテリー収納が全く異なるフラッシュライトや電動ガンなどが登場する日も近いだろう。

また、軍の装備品にも影響し、アルミニウム-イオンバッテリーは出火や爆発が起きない事から今後はプレートキャリアなどに組み込まれたり、そこから端末・ドローンへの応用も期待できそうだ。

Stanford Precourt Institute for Energy 2015/03/31
Text: Ocean - FM201504

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