NEWS

ロシア将来個人戦闘装備システム「Ratnik」に「6V7M」「6V7M1」対物狙撃銃が追加

海外軍事 Comments(0)
国際軍事専門誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーは、中央精密機械建造研究所(TSNIITOCHMASH)が開発・生産を行っている「将来個人戦闘装備システム ラトニク」の装備に12.7mm狙撃銃「6V7M」「6V7M1」が追加されると報じた。
関係者によれば12.7mm狙撃銃「6V7M」「6V7M1」は既に国家試験をクリアしており、正式採用の承認を待つばかりであるという。「6V7M1」は「6V7M」のショートモデルとされているが重量は11kg弱である。「6V7M」「6V7M1」共に発射機構はボルトアクション方式でブルパップ方式を採用しているのが最大の特徴である。使用弾は12.7x108mmで弾倉には5発入る。両銃共に3-12x 1P88-2光学照準器を備え、夜間戦闘用に1PN139 サーマルサイトに換装可能であるという。有効射程は1~1.5km前後され、装着されたマズルブレーキによる反動を低減したと関係者は主張している。

12.7mm狙撃銃「6V7M」「6V7M1」の基礎となったのは、デグチャレフ名誉工場が開発したASVKである。元々はKSVK(コヴロフ大口径狙撃銃)と呼称されていたが、2013年にロシア連邦軍に正式採用されたことを受け、ASVK(軍用大口径狙撃銃)へと改名された。

IHS Jane's 360 2015/06/24
Text: WT83 - FM201507

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop