カナダ特殊部隊 (CANSOFCOM) から 2018 年にもハンヴィーが退役か。後継車両「NGFV」の調達を計画
中東・北アフリカにおけるイスラム武装勢力の対策に取り組むカナダ軍特殊作戦コマンド (CANSOFCOM: Canadian Special Operations Forces Command) は、次世代の戦闘車両「NGFV (Next Generation Fighting Vehicle) 」計画を検討している。
NGFV 計画は、最大で 2 億 4,900 万カナダドル (= 約 226 億円) の案件で、2018 年にも契約がおこなわれる予定。契約の履行に併行して CANSOFCOM 下にある現行 HMMWV (High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicles) の退役が進められる予定にある。
関連記事:
⇒米陸軍のハンヴィー後継車両「JLTV」に、オシュコシュ社の「L-ATV」が選定。
⇒カナダ軍特殊部隊向けハンビー代替車輌 100 両の調達計画
NGFV 計画については既に幾つかの企業が関心を寄せている。
ゼネラル・ダイナミックス ランドシステムズ カナダ (GDLS-C: General Dynamics Land Systems Canada, London, Ontario) では、同社の「オセロット (Ocelot), 英軍「フォックスハウンド (Foxhound) 」 車両が CANSOFCOM の要求に合致するか試みている。
また、同じく NGFV 計画に関心を示した特殊部隊向け車輌「シェルパ (Sherpa) 」を擁するマック・ディフェンス (Mack Defense, Allentown, Pennsylvania) 社は CANSOFCOM の要求仕様待ちとして構えている。
Defense News 2015/08/29
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント