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米空軍、A-10 攻撃機 退役計画の後ろ倒しを検討。航空戦闘軍団の司令官が言及

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「幾つかある要因の下、米空軍は A-10 攻撃機の退役を更に数年後ろ倒しにすることを検討している」。航空戦闘軍団で司令官を務めるハーバート・カーライル (Herbert “Hawk” Carlisle) 空軍大将は 10 日、防衛記者グループとの朝食会の席で発言した。

カーライル大将は、A-10 攻撃機の需要が高まっているように見えると言及しており、その背景には、アフガニスタンやイラク、シリア、アフリカといった戦闘地域での対地攻撃の必要性と、任務を引き継ぐはずの F-35 戦闘機の調達が遅れていることを挙げている。

また、議会ではパイロット経験者だった議員からも、F-35 が対地攻撃に優れた能力を持つ A-10 に相当する能力があるかは疑問だとする声も上がっていた。

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冷戦期の 1975 年に初配備され、幾多の戦地で空を舞い「タンクキラー」の異名を持つ A-10 攻撃機については、かねてより退役が取り沙汰されてきた。以前に提出された空軍の計画では、F-35 戦闘機やその他の機体プラットフォームを使うことで代用し、2021 年までの退役が示されていた。

UPI 2015/11/10

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