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女性に門戸を開く米海軍特殊部隊「SEALs (シールズ) 」

海外軍事

厳寒の中、氷が張った湖の中の訓練生を監視する指導教官。訓練生たちは、アラスカの山岳地帯での酷寒の不毛地帯での48 時間の行軍訓練の後、氷が張った湖に入るように命じられた。28日間の寒冷地帯での訓練は、1年長にわたるシールズ選抜課程の一部でしかない。

2015 年12月3日、米国防長官アッシュ・カーターは、2016 年1月から、最前線で戦闘を行う地上部隊など、軍の全ての職種に女性兵士が就けるようにすることを決めたと発表した。2015 年9月現在、アメリカ軍の現役兵士のうち、およそ15%にあたる20万人程度が女性で、これまでは、戦闘を主な任務とする部隊に、女性を配属させることは禁止されていた。

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    このような軍の動きを受けて、アメリカ海軍兵学校も、来年度に海軍特殊部隊シールズの選抜課程に女性志願者を受け入れる用意があると発表した。実際にシールズでは、昨今のテロとの戦いにおいて、シールズの組織が拡大した。このため、シールズ内でも、指揮官クラス(戦略的指揮官・・佐官級)や後方任務(情報分析・兵站)を行う兵士が不足しており、これを補うため、シールズでも女性兵士の登用を積極的に行う方針である。

    しかしながら、その内容は曖昧である。シールズ選抜課程の責任者のウォルター提督によると、女性志願者は、必ずしも24時間ぶっ通しの選抜課程に参加するとは限らず、女性向けのシールズ選抜・訓練課程の創設もありうるという。

    しかしその一方で、ウォルター提督は、シールズ隊員には身体的・精神的、さらにチームワーク能力について厳しい訓練も必要であると考え、そのような準備をしているという。

    いずれにせよ海軍では、2017 年1 月には女性シールズ隊員が配備に就くように準備を進めるということである。

    Associated Press via Popular Military 2015/12/07
    Text: 友清仁 - FM201512

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