オーストラリア陸軍が超小型ドローン×最大 200 機の購入を模索
オーストラリア陸軍が、超小型ドローン×最大 200 機の購入を模索している。同国で政府情報を専門に扱う隔月誌、ガバメントニュースが伝えている。
Photo: PD-100 Black Hornet PRS / Prox Dynamics AS
購入資金の承認を取り付けていないものの、陸軍はオープンマーケットに対してリクエストを発出し、2017 年からの供給を目指すだろうとのこと。
具体的な製品名として、ノルウェーのプロックス・ダイナミックス (Prox Dynamics) がデザイン設計したマイクロ ヘリコプター型ドローン「PD-100 Black Hornet PRS (Personal Reconnaissance System) 」の名が挙げられており、陸軍では既に 25 機の PD-100 ブラックホーネットを機動作戦でのトライアルに供しているとのこと。特殊部隊での活用にも期待が寄せられているという。
同誌は、PD-100 ブラック・ホーネットについて高い性能を評価する一方、夜間作戦用にアップグレードされた仕様のもので、288,000 ドル (=約 2,900 万円) のコストは、決して安くないともしている。
ブラックホーネットは、全長 16 センチメートル、重量 18 グラムほどの大きさの偵察用無人機システムで、戦場で使われるドローンとしては最小サイズ。付属のクラムシェル状のポリマー樹脂製ホルスターで兵士が携行し、敵拠点を人知れず偵察をおこなうことができる。
その後、同年 10 月には米陸軍が 250 万ドル (=約 2.4 億円) 分のブラックホーネットを発注。2016 年 4 月には、米陸軍が分隊レベルでの運用の為、ブラックホーネットを 2018 年までに配備する計画であることが明らかとなっている。
関連記事:
⇒米陸軍、分隊レベルでの運用の為にポケットサイズの超小型偵察ドローンを 2018 年までに配備を計画
同誌は、PD-100 ブラック・ホーネットについて高い性能を評価する一方、夜間作戦用にアップグレードされた仕様のもので、288,000 ドル (=約 2,900 万円) のコストは、決して安くないともしている。
ブラックホーネットは、全長 16 センチメートル、重量 18 グラムほどの大きさの偵察用無人機システムで、戦場で使われるドローンとしては最小サイズ。付属のクラムシェル状のポリマー樹脂製ホルスターで兵士が携行し、敵拠点を人知れず偵察をおこなうことができる。
PD-100 Black Hornet PRSタリバン掃討作戦を展開しているアフガニスタンの戦地で、ブラックホーネットをいち早く投入したのは英軍。2013 年当時、イラン国営通信社によって「英国はこの暗殺用の無人偵察機の開発に過去 5 年の歳月と、20 億ポンド以上の投資をおこなってきた」として報じられている。
・ロータースパン:120mm
・カメラを含めた機体重量:18g
・最大速度:毎秒 5 メートル
・最大駆動時間:25 分間
・水平線デジタルデータリンク到達距離:1,600 メートル
・EO/IR (可視光 / 赤外線)、サーマル 計 3 カメラ
・GPS ガイドオートパイロット操縦
・ライブ映像&スナップショット撮影
その後、同年 10 月には米陸軍が 250 万ドル (=約 2.4 億円) 分のブラックホーネットを発注。2016 年 4 月には、米陸軍が分隊レベルでの運用の為、ブラックホーネットを 2018 年までに配備する計画であることが明らかとなっている。
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