NEWS

ハイテク電子装備のウェアラブル化を促進、TT エレクトロニクス社の「マグ・ネット ソルジャーコネクタ」

海外軍事 Comments(0)
ハイテク電子装備のウェアラブル化を促進、TT エレクトロニクス社の「マグ・ネット ソルジャーコネクタ」
Image: mag‑Net® soldier connector
英国の TT エレクトロニクス社 (TT Electronics plc) が、ハイテク電子装備のウェアラブル化を促進する、次世代型の電源供給・データ通信用ソルジャーコネクタ「マグ・ネット (mag-Net) 」を開発した。
マグ・ネットは、10 月 3 日から 5 日を会期に、米国ワシントンで開催された年次防衛フォーラム「2016 AUSA (Association of the United States Army) 」の席で発表されており、「世界初・現在唯一の「C4I2」(※) 用途のテキスタイル装着型コネクタ」として発表されている。
※C4I2: 「Command (指揮) 」「Control (統制) 」「Communication (通信) 」「Computers (コンピュータ) 」「Intelligence (情報) 」「Interoperability (相互運用性) 」

関連記事:
スマート繊維技術を投入した次世代コンバット・ハーネス「ブロードソード・スパイン (Broadsword Spine) 」

マグ・ネットは、兵士が着用する衣類やロードキャリングシステムに接続する際に、煩わしいケーブル類をカットし、動きの妨げにならないよう企図したもの。8 つの接点構成を持ち、最大電流は 8 アンペア、USB 2.0 によって高速データ通信を支援している。

関連記事:
ミステリーランチがデータバス機能を持つ次世代バックル「Power Buckle」を開発、現在特許出願中

AUSA での展示は、軍関係者らからの評価も上々だったとされる。

マグ・ネットの主要な特徴は以下の通り。

mag-Net® soldier connector's key performance parameters
* Endurance 5000 mating cycles
* Operating temperature of -40°C to +80°C
* IP68 (3 metres for 1 hours) mated/unmated
* Corrosion resistance 500hrs salt fog
* Contact resistance <15m ohm
* Fluid and shock resistance to MIL-STD-810G
* RoHS, REACH, WEEE compliant


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop