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米国医療機器メーカーの開発による特殊部隊向けの新型痛痒管理機器「オスカ・パルス」

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米国医療機器メーカーの開発による特殊部隊向けの新型痛痒管理機器「オスカ・パルス」
Image: Oska Wellness, Inc.
兵士の負傷といえば、銃創だけとは決まっていない。筋肉痛や腰痛、捻挫など、兵士は日々悩まされている。アメリカの医療機器メーカーのオスカ社(Oska Wellness, Inc.)は、アメリカ軍特殊部隊向けの新型の痛痒管理(Pain Management)機器の開発に取り組んでいる。
オスカ社の試作品はすでに新兵訓練で実用試験が行われている。肉体を酷使している新兵に使用したところ、負傷率や落伍者が減ったという。特に筋肉痛を軽減する働きが著しかったという。

この痛痒管理機器は「オスカ・パルス(Oska Pulse)」と呼ばれ、電磁波を体に流すことで、電磁波が骨や組織を貫通して、体内の栄養や酸素を組織に浸透させ、老廃物を取り除くのを助けることで筋肉痛や捻挫の痛みを軽減する。

オスカ社の研究部門は、携帯可能で、薬物を使用しない、操作が簡単な機器の開発に長年取り組んでいる。

オスカ・パルスは、①筋肉の緊張を解き、②骨を回復、③毛細血管を広げ、④痛みを和らげるといった4種類の電磁波を使い分けることで、体内にあるエンドルフィン(脳内麻薬の一種)の分泌を促進し、効率的に苦痛を軽減し、回復させることができる。

現在、この機器は研究・開発中であるが、究極的には、慢性疾患の痛痒管理やPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの治療に使用できるかもしれないという。

Text: 友清仁 - FM201610

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