第56回静岡ホビーショー 東京マルイブース詳細レポート
2017年5月11日に開幕した第56回静岡ホビーショー。
東京マルイブースの様子を速報でお伝えしましたが、ここで改めて同社発表製品の詳報をまとめてみました。
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⇒第56回静岡ホビーショー「東京マルイ」ブース速報レポート
東京マルイブースの様子を速報でお伝えしましたが、ここで改めて同社発表製品の詳報をまとめてみました。
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電動ショットガン SGR-12
実銃は存在せず東京マルイのオリジナルデザインとなる電動ショットガン。
メカボックスはAA-12と同じ3発同時発射タイプが搭載されています。
架空銃というと避ける向きもありますが、サバゲでの実用性と現実感の高いルックスとくれば十分アリなのではと思います。
アッパーレシーバーはハンドガード一体の削り出しタイプ。
上部と下部のレイルは中央部が削り取られており、掴みやすくなっています。
M-LOK規格のオプションレイルは3枚付属。
上下左右の細長い穴がM-LOKスロットになります。
マズルはショットガンらしい迫力あるもの。
アウターバレルは10.5インチとのことで、ショットガンとしてはかなりショートバレルになります。
レシーバーにはレーザー刻印が。
赤文字のセミオート・フルオートの表記がショットガンならではのものになっています。
コッキングレバーは可倒式。
左右に組み替えることもできます。
長大なメカボックスが収まるストック。
折りたたみも伸縮もできませんが、シンプルで引っかかりなどはありません。
バッテリーはバットプレートを外して後方から挿入します。
発売予定は夏ごろ(7〜8月?)、価格は「6万円台に収めたい」とのことです。
実際に構えてみると重さはありますが想像していたほどリアヘビーではなく、重心はほぼグリップのあたりと好印象なものでした。
小さく短く、取り回しのいいAA-12と考えればかなりおもしろい電動ガンに仕上がっていると思われます。
バイオハザード限定モデル 電動ショットガン トールハンマー アルバート.W.モデル02
上記のSGR-12をベースとした完全限定品。
バイオハザードシリーズの第15弾となり、ダウンロードコンテンツ「Not A Hero」に登場するモデルです。
特徴的なデザインのハンドガード。
上部レイルは切り欠きがないフルレイル仕様、左右と下面のM-LOKスロットは健在。
アウターバレルは13.5インチとSGR-12に比べてかなりロングに。
「Cカッター」と呼ばれる独特な形状の先端部。
ストライクハイダー風のマズル部もより攻撃的なデザインで迫力があります。
レシーバーにはレーザー刻印が入ります。
SGR-12とは異なるシンプルな専用パターン。
マガジンも専用品。
ハーフシースルータイプでグリーンのダミーシェルがモールドされたタイプ。
装弾数はノーマルと同じく96発。
ストックもこのモデルの専用品。
バットプレートが大型化されており、よりアクティブなポジションに対応できそうです。
SGR-12より大柄で各部がシャープにリファインされており、迫力のある佇まいでした。
発売はSGR-12の後になりますが、DLCとの絡みもあって「いつ」とは言えないそうです。
ハードケース付きという可能性もあるらしく、価格もSGR-12により「ちょっとお高くなる」とのことでした。
ガスブローバック M4A1カービン
確実な動作とセラコートレシーバーのリアルさが好評のガスブロM4のバリエーションモデル。スタンダードなプラハンドガードを備えたM4A1が追加されます。
アウターバレルはミリタリーM4の14.5インチバレル。
フロントサイトより前は見慣れたM4タイプですが、ハンドガード内のアウターバレルが細い仕様。
M4の初期タイプに装着されていたテーパータイプと呼ばれるバレルだそうです。なお、M4は度重なる改良によってこの部分がどんどん太くなっていきます。
また、ハンドガードの内部にはアルミプレス製の「二重ヒートシールド」を再現。
リアサイトはキャリングハンドルを装着。
ほとんどのユーザーは取り外してドットサイトなどを乗せちゃうと思いますが、場合によってはキャリングハンドルの状態で使うのもアリかもしれません(一部のLE仕様など)。
ストックは6ポジションタイプが装着されています。しかし初期型のM4A1であればストックは4ポジションの方が一般的。気になる人は購入後に交換しましょう。
発売予定は夏ごろ、価格はレイルハンドガードがないのでM4MWSより若干安くなるとのことです。
マイクロドットサイト(仮称)+対応マウント
今回の注目といえるのがこのドットサイト。
樹脂製で超軽量なのにガスブロオートのスライドにも装着できる高い耐久性がポイント。
側面のスイッチで「オフ」「ロー」「ハイ」の切り替えを行います。
この状態が本体に付属するローマウント。
これがオプションのミドルマウント(樹脂製)。
同じく樹脂製のハイマウントもラインナップ予定。
AR系からAK系まで種類を選ばず、ちょうどよい高さで使えますね。
また、ハンドガン専用のスライドマウントも展示されていました。
ホルスターと干渉しにくく、ここ数年でよく見かけるようになったタイプのマウントです。
このマイクロドットサイトの販売時期は年内くらい、価格は1万円前後になりそうとのことです。
ガスブローバックハンドガン
昨年のマルイフェスティバルで発表された3機種はグレーの試作品でしたが、間もなく発売されるUSPはほぼ商品状態のサンプルが展示されていました。
フルサイズのUSPは9mmx19仕様です。
こちらはP226E2のステンレスモデル。
メッキではなく塗装による仕上げで落ち着いた色味が特徴。
価格と販売時期は未定。
10才以上 エアコッキングリボルバー
リアルな動作で人気のエアコッキングリボルバー。シングルアクションによるコッキング+ライブカートという楽しいモデルです。
この新製品として、PYTHON 357マグナムの6インチモデルが6月1日に発売されます。
ステンレスタイプとブラックモデルがあり価格は4,980円(税別)。
10才以上 エアーコッキングガン
既存モデルのカラーバリエーションとして一挙に6モデルも発表されました。
特に黒い「オートマグ3」や「センチメーターマスター」は新鮮で、意外とカッコよいのではないでしょうか。
アキュラシーバイポッド
スイング機能を備えた折り畳み式の小型バイポッド(二脚)。
一般的には「ハリスタイプ」といわれる構造で価格は9,800円(税別)。
近日発売予定。
クイックアジャスト 2ポイントスリング
クイックアジャスターによって素早く長さの調節が可能ながら、使いやすいベーシックなデザインとなっています。
価格は3,500円(税別)で近日発売予定。
ガスガン用各種マガジン
先ごろ発売されたP226用ロングマガジンのステンレスバージョンが追加。
装弾数37発、価格は4,180円で近日発売とのこと。
こちらはHK45用のロングマガジン。
装弾数は40発で近日発売予定。
エアソフトガン用メンテナンスツールセット(仮称)
東京マルイとゴッドハンドのコラボによるツールセットが登場。巻き取り式の布ケースはメンテナンスマットにもなる親切設計です。
内容はヘックスレンチ、マイナス・プラスドライバー、コインドライバー、ハンドルで業界初となるエアガン専用の工具になります。
6月末発売予定で価格は4,800円(税別)。東京マルイの商品ではなく、発売はゴッドハンドからとなります。
0.12gバイオBB弾
かねてより需要のあった0.12gのバイオ弾がリリース。
酸化型生分解性樹脂とウッドパウダーを使用しているため土にかえりやすく、10才以上用での使用はもちろん、モスカートやトルネードといった弾幕兵器にもピッタリ。
価格は800発入りで300円(税別)、近日発売予定とのことです。
電動ガンのシューティングレンジも併設。
18才以上向けですが、AA-12とHK416デブグルカスタムの試射ができます。
以上、多数発表された新製品を中心にまとめてみました。
ブランニューの新製品が(ほぼ)なかったのは残念ですが、9/29〜10/1の全日本模型ホビーショーと11/10〜11/12のマルイフェスでの大型商品の登場を期待してしまいます。
第56回静岡ホビーショーは5月13日(土)と14日(日)が一般公開日となっていますので、興味がある人はぜひ訪れてみて下さい。
なお、東京マルイブース以外も含めた当日の写真を下記ミリブロ公式FaceBookアカウントにて公開しています。ぜひご確認下さい。
Text & Photo: 乾宗一郎
実銃は存在せず東京マルイのオリジナルデザインとなる電動ショットガン。
メカボックスはAA-12と同じ3発同時発射タイプが搭載されています。
架空銃というと避ける向きもありますが、サバゲでの実用性と現実感の高いルックスとくれば十分アリなのではと思います。
アッパーレシーバーはハンドガード一体の削り出しタイプ。
上部と下部のレイルは中央部が削り取られており、掴みやすくなっています。
M-LOK規格のオプションレイルは3枚付属。
上下左右の細長い穴がM-LOKスロットになります。
マズルはショットガンらしい迫力あるもの。
アウターバレルは10.5インチとのことで、ショットガンとしてはかなりショートバレルになります。
レシーバーにはレーザー刻印が。
赤文字のセミオート・フルオートの表記がショットガンならではのものになっています。
コッキングレバーは可倒式。
左右に組み替えることもできます。
長大なメカボックスが収まるストック。
折りたたみも伸縮もできませんが、シンプルで引っかかりなどはありません。
バッテリーはバットプレートを外して後方から挿入します。
発売予定は夏ごろ(7〜8月?)、価格は「6万円台に収めたい」とのことです。
実際に構えてみると重さはありますが想像していたほどリアヘビーではなく、重心はほぼグリップのあたりと好印象なものでした。
小さく短く、取り回しのいいAA-12と考えればかなりおもしろい電動ガンに仕上がっていると思われます。
バイオハザード限定モデル 電動ショットガン トールハンマー アルバート.W.モデル02
上記のSGR-12をベースとした完全限定品。
バイオハザードシリーズの第15弾となり、ダウンロードコンテンツ「Not A Hero」に登場するモデルです。
特徴的なデザインのハンドガード。
上部レイルは切り欠きがないフルレイル仕様、左右と下面のM-LOKスロットは健在。
アウターバレルは13.5インチとSGR-12に比べてかなりロングに。
「Cカッター」と呼ばれる独特な形状の先端部。
ストライクハイダー風のマズル部もより攻撃的なデザインで迫力があります。
レシーバーにはレーザー刻印が入ります。
SGR-12とは異なるシンプルな専用パターン。
マガジンも専用品。
ハーフシースルータイプでグリーンのダミーシェルがモールドされたタイプ。
装弾数はノーマルと同じく96発。
ストックもこのモデルの専用品。
バットプレートが大型化されており、よりアクティブなポジションに対応できそうです。
SGR-12より大柄で各部がシャープにリファインされており、迫力のある佇まいでした。
発売はSGR-12の後になりますが、DLCとの絡みもあって「いつ」とは言えないそうです。
ハードケース付きという可能性もあるらしく、価格もSGR-12により「ちょっとお高くなる」とのことでした。
ガスブローバック M4A1カービン
確実な動作とセラコートレシーバーのリアルさが好評のガスブロM4のバリエーションモデル。スタンダードなプラハンドガードを備えたM4A1が追加されます。
アウターバレルはミリタリーM4の14.5インチバレル。
フロントサイトより前は見慣れたM4タイプですが、ハンドガード内のアウターバレルが細い仕様。
M4の初期タイプに装着されていたテーパータイプと呼ばれるバレルだそうです。なお、M4は度重なる改良によってこの部分がどんどん太くなっていきます。
また、ハンドガードの内部にはアルミプレス製の「二重ヒートシールド」を再現。
リアサイトはキャリングハンドルを装着。
ほとんどのユーザーは取り外してドットサイトなどを乗せちゃうと思いますが、場合によってはキャリングハンドルの状態で使うのもアリかもしれません(一部のLE仕様など)。
ストックは6ポジションタイプが装着されています。しかし初期型のM4A1であればストックは4ポジションの方が一般的。気になる人は購入後に交換しましょう。
発売予定は夏ごろ、価格はレイルハンドガードがないのでM4MWSより若干安くなるとのことです。
マイクロドットサイト(仮称)+対応マウント
今回の注目といえるのがこのドットサイト。
樹脂製で超軽量なのにガスブロオートのスライドにも装着できる高い耐久性がポイント。
側面のスイッチで「オフ」「ロー」「ハイ」の切り替えを行います。
この状態が本体に付属するローマウント。
これがオプションのミドルマウント(樹脂製)。
同じく樹脂製のハイマウントもラインナップ予定。
AR系からAK系まで種類を選ばず、ちょうどよい高さで使えますね。
また、ハンドガン専用のスライドマウントも展示されていました。
ホルスターと干渉しにくく、ここ数年でよく見かけるようになったタイプのマウントです。
このマイクロドットサイトの販売時期は年内くらい、価格は1万円前後になりそうとのことです。
ガスブローバックハンドガン
昨年のマルイフェスティバルで発表された3機種はグレーの試作品でしたが、間もなく発売されるUSPはほぼ商品状態のサンプルが展示されていました。
フルサイズのUSPは9mmx19仕様です。
こちらはP226E2のステンレスモデル。
メッキではなく塗装による仕上げで落ち着いた色味が特徴。
価格と販売時期は未定。
10才以上 エアコッキングリボルバー
リアルな動作で人気のエアコッキングリボルバー。シングルアクションによるコッキング+ライブカートという楽しいモデルです。
この新製品として、PYTHON 357マグナムの6インチモデルが6月1日に発売されます。
ステンレスタイプとブラックモデルがあり価格は4,980円(税別)。
10才以上 エアーコッキングガン
既存モデルのカラーバリエーションとして一挙に6モデルも発表されました。
特に黒い「オートマグ3」や「センチメーターマスター」は新鮮で、意外とカッコよいのではないでしょうか。
アキュラシーバイポッド
スイング機能を備えた折り畳み式の小型バイポッド(二脚)。
一般的には「ハリスタイプ」といわれる構造で価格は9,800円(税別)。
近日発売予定。
クイックアジャスト 2ポイントスリング
クイックアジャスターによって素早く長さの調節が可能ながら、使いやすいベーシックなデザインとなっています。
価格は3,500円(税別)で近日発売予定。
ガスガン用各種マガジン
先ごろ発売されたP226用ロングマガジンのステンレスバージョンが追加。
装弾数37発、価格は4,180円で近日発売とのこと。
こちらはHK45用のロングマガジン。
装弾数は40発で近日発売予定。
エアソフトガン用メンテナンスツールセット(仮称)
東京マルイとゴッドハンドのコラボによるツールセットが登場。巻き取り式の布ケースはメンテナンスマットにもなる親切設計です。
内容はヘックスレンチ、マイナス・プラスドライバー、コインドライバー、ハンドルで業界初となるエアガン専用の工具になります。
6月末発売予定で価格は4,800円(税別)。東京マルイの商品ではなく、発売はゴッドハンドからとなります。
0.12gバイオBB弾
かねてより需要のあった0.12gのバイオ弾がリリース。
酸化型生分解性樹脂とウッドパウダーを使用しているため土にかえりやすく、10才以上用での使用はもちろん、モスカートやトルネードといった弾幕兵器にもピッタリ。
価格は800発入りで300円(税別)、近日発売予定とのことです。
電動ガンのシューティングレンジも併設。
18才以上向けですが、AA-12とHK416デブグルカスタムの試射ができます。
以上、多数発表された新製品を中心にまとめてみました。
ブランニューの新製品が(ほぼ)なかったのは残念ですが、9/29〜10/1の全日本模型ホビーショーと11/10〜11/12のマルイフェスでの大型商品の登場を期待してしまいます。
第56回静岡ホビーショーは5月13日(土)と14日(日)が一般公開日となっていますので、興味がある人はぜひ訪れてみて下さい。
なお、東京マルイブース以外も含めた当日の写真を下記ミリブロ公式FaceBookアカウントにて公開しています。ぜひご確認下さい。
第56回静岡ホビーショー
公式web http://www.hobby-shizuoka.com/
会場:ツインメッセ静岡(http://www.t-messe.or.jp/)
静岡県静岡市駿河区曲金3丁目1-10
一般公開日
5月13日(土)09:00~17:00
5月14日(日)09:00~16:00
Text & Photo: 乾宗一郎
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