AimLock社が一般向けに手ブレ補正ライフル「AimLock MRR」を公開
先日、米軍が研究開発を進めている手ブレ補正ライフル「AimLock」についてミリブロNewsで紹介したが、これを軍と共同開発しているAimLock社が一般向け製品として「AimLock MRR(Medium Range Rifle……中射程ライフル)」を公開している。
アメリカ軍が開発中の小火器用手ブレ補正システム「Aimlock」 - ミリブロNews
AimLock社は同名の手ブレ補正システムを軍と共同開発していたRocky Mountain Scientific Lab社からスピンオフした企業。軍事技術開発・研究を行う企業や研究機関のコミュニティである防衛火器技術コンソーシアム(DOTC)の「非伝統的軍納入業者による功績」賞、つまりは「新人賞」を受賞するなどAimLockシステムは大きな注目を集めているようだ。
AimLockは機関部をアクチュエーターによって浮かし、振動を打ち消す手ブレ補正システムである。機関部全体はキャリッジに収められており、手ブレ補正後の狙点を計算して投影する電子式照準器を使って照準、射撃を行う。
アクチュエーターを使用したアクティブな補正システムなので、ジャイロなどの情報を使用して手ブレを打ち消すだけでなく、ある程度自由に銃身の角度を変化させ、まるでゲームのような「自動照準」を行うことも可能だ。
プロトタイプはいくつかあり、形状も様々。ブルパップタイプのものもあれば、コンベンショナルな配置のものもある。こちらのプロトタイプはブルパップ配置のもの。
ARプラットフォームであれば比較的自由に載せ替えが効くようで5.56mmのものだけではなくAR-10の機関部を使用した7.62mm使用のAimLockも存在するようだ。銃身長も自由に選択できる。販売時期や価格については未定。SF感あふれる面白いシステムではないだろうか。
Source: AimLock Team Receives DOTC-NAC Award | AimLock Inc. - Home
The U.S. Army Is Testing Aim-Stabilized Weapons
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201702
AimLockは機関部をアクチュエーターによって浮かし、振動を打ち消す手ブレ補正システムである。機関部全体はキャリッジに収められており、手ブレ補正後の狙点を計算して投影する電子式照準器を使って照準、射撃を行う。
アクチュエーターを使用したアクティブな補正システムなので、ジャイロなどの情報を使用して手ブレを打ち消すだけでなく、ある程度自由に銃身の角度を変化させ、まるでゲームのような「自動照準」を行うことも可能だ。
プロトタイプはいくつかあり、形状も様々。ブルパップタイプのものもあれば、コンベンショナルな配置のものもある。こちらのプロトタイプはブルパップ配置のもの。
ARプラットフォームであれば比較的自由に載せ替えが効くようで5.56mmのものだけではなくAR-10の機関部を使用した7.62mm使用のAimLockも存在するようだ。銃身長も自由に選択できる。販売時期や価格については未定。SF感あふれる面白いシステムではないだろうか。
Source: AimLock Team Receives DOTC-NAC Award | AimLock Inc. - Home
The U.S. Army Is Testing Aim-Stabilized Weapons
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Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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