NEWS

ついに女性特殊部隊隊員が誕生。しかし問題も発生。 第75レンジャー連隊

海外軍事

U.S. Army photo by Spc. Arthur Ruepong, 55th Signal Company
This photo is for illustration purposes only.
2016年12月、ついに米陸軍の女性兵士がレンジャー適正審査(Ranger Assessment )および第2選抜プログラム(Selection Program II)に合格し、正式にレンジャー課程に進むことが決定した。これにより、初めて特殊部隊に女性兵士が配属される可能性が非常に高くなった。(適正試験に合格しただけであり、その後の訓練や養成課程を卒業できるかは別の問題)

関連記事:
米陸軍レンジャースクールで女性 2 人が史上初の卒業。海軍特殊部隊 SEALs でも女性に門戸開放を検討

他の特殊部隊、たとえば、空軍特殊作戦群、海兵隊特殊作戦軍および海軍特殊作戦コマンドは、未だに女性兵士の合格者が出ていない(グリーンベレーは女性兵士のプライバシー保護のため公表していない)。

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る

    U.S Army photo by. SGT Coty Kuhn / Released
    This photo is for illustration purposes only.
    しかし、初の女性特殊部隊隊員の誕生は、女性に新しい軍人キャリアの門戸を開いたともいえるが、良いことばかりではない。

    「女性初」の冠が着くことで、マスコミは彼女を追いかけまわすだろう。氏名・生年月日はもちろんこと、軍歴や職務まで細かく調べ上げることは想像に難くない。いちばん恐ろしいことは、その過熱した報道で、彼女がかかわる特殊作戦の内容が公表されてしまうことである。これでは、せっかく誕生した女性兵士を特殊作戦や重要なポジジョンに配備することができなくなってしまう。

    レンジャー司令部は「女性初」がキーワードになって、結局、彼女が第75レンジャー連隊の「マスコット」になってしまうことを今から心配している。

    Text: 友清仁 - FM201702

    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    状況認識能力の向上で戦闘力アップを図る米陸軍の兵士視覚インタフェース技術
    国土の98%が砂漠地のアフガニスタンでANA戦闘服は森林迷彩?監察官が米国の血税の無駄遣いを指摘
    統合軽戦術車輌(JLTV)米陸軍最初の配備先は「第10山岳師団」の旅団戦闘チーム
    南アフリカのツルベロ社が各国軍での需要を見込み、イスパノ20×110mm弾を使用する対物狙撃銃を再設計
    カナダ軍特殊部隊JTF-2スナイパーが、3,450メートルの狙撃を成功。世界最長距離の公認狙撃記録を大幅更新
    オーストリアが対テロ特殊部隊「コブラ」用にラインメタル製レーザー・ライト・モジュール「VarioRay」を発注
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     状況認識能力の向上で戦闘力アップを図る米陸軍の兵士視覚インタフェース技術 (2017-06-23 17:47)
     国土の98%が砂漠地のアフガニスタンでANA戦闘服は森林迷彩?監察官が米国の血税の無駄遣いを指摘 (2017-06-23 14:25)
     統合軽戦術車輌(JLTV)米陸軍最初の配備先は「第10山岳師団」の旅団戦闘チーム (2017-06-22 19:35)
     南アフリカのツルベロ社が各国軍での需要を見込み、イスパノ20×110mm弾を使用する対物狙撃銃を再設計 (2017-06-22 18:11)
     カナダ軍特殊部隊JTF-2スナイパーが、3,450メートルの狙撃を成功。世界最長距離の公認狙撃記録を大幅更新 (2017-06-22 13:27)
     オーストリアが対テロ特殊部隊「コブラ」用にラインメタル製レーザー・ライト・モジュール「VarioRay」を発注 (2017-06-21 19:25)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop