オーストリア軍が新しい迷彩服の導入を計画
オーストリア軍が新たに迷彩服の導入を計画している。
この新しい迷彩服は、雨よけや着用時の快適性を追求した機能的で且つ、昨今の派遣先環境に配慮した要求が満たされたものになるとのこと。大小の領域を6色から生み出された迷彩パターンによって構成され、ナイトビジョン対策の赤外線処理済ファブリックが利用される。森林部、都市部に跨る広範な植生・環境下での利用に適し、敵味方識別の観点からも独創的な迷彩デザインとなる。
この新しい迷彩服は、雨よけや着用時の快適性を追求した機能的で且つ、昨今の派遣先環境に配慮した要求が満たされたものになるとのこと。大小の領域を6色から生み出された迷彩パターンによって構成され、ナイトビジョン対策の赤外線処理済ファブリックが利用される。森林部、都市部に跨る広範な植生・環境下での利用に適し、敵味方識別の観点からも独創的な迷彩デザインとなる。
今回の発表の中で、国防スポーツ省(BMLVS: Bundesministerium für Landesverteidigung und Sport)のハンス・ドスコツィル(Hans Peter Doskozil)大臣は、「新しい迷彩服は、近代化を図っている我が軍の重要な礎であり、兵士には可能な限り最善の方法で選ばれた装備が支給されるべきだ」と語っている。
Foto: Bundesheer/Pusch
国防スポーツ省によると、オーストリアの繊維産業は世界でも指折りの革新性を持つとのことで、それを裏付けるデータとして、「2007年から2016年の間に600名の発明家と800にも及ぶ特許製品を生み出している」「これは繊維産業界において世界トップ20に入る成績だ」と紹介している。
また、ドスコツィル大臣は新たな迷彩服を導入することによる経済効果についても触れている。国防スポーツ省は2020年までに総額で12億ユーロ(=約1,590億円)におよぶ予算を装備調達に充てることを明かしている。
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