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米特殊作戦司令部 (USSOCOM) が SUV など市販車輌を特別カスタムする為に 179 億円を投入

海外軍事

© AFP 2016/ DELIL SOULEIMAN
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世界最大の独立系研究機関として知られる米国のバテル記念研究所 (Battelle Memorial Institute) が、特殊作戦司令部 (USSOCOM) との間で、民間の商用トラックや SUV をベースに、装甲強化仕様 (up-armor) をはじめとする特殊部隊用途に改良するため、向こう 7 ヶ年に渡る契約を交わしたことが分かった。

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    契約は提起された予算内で必要な分を必要な時に納入する ID/IQ (Indefinite Delivery / Indefinite Quantity) でおこなわれ、1 億 7,000 万ドル (=約 179 億円) の案件になると見積もられている。

    なお、ペンウェル・コーポレーション (PennWell Corporation) が運営し、「COTS (Commercial-Off-The-Shelf, 民生品利用 ) 」関連情報を主軸とする軍事情報サイト「Military & Aerospace Electronics」によると、トヨタ製ランドクルーザー SUV (モデル 76、79 が大半)、ハイラックス クルーキャブ・ピックアップトラックの他、フォード製レンジャー軽ピックアップトラックが契約対象車輌となり、その総数 556 輌 (内訳は 396 輌が装甲仕様、160 輌が非装甲仕様) とのこと。これは単純計算で、1 輌当たりのコストは約 30 万ドル (=約 3,200 万円) となっている。

    Battelle Unarmored and Armored Vehicles
    車輌については、メーカーの基本装備をそのままとしながらも、装甲を備え、過酷な使用にも耐えられるようサスペンションとブレーキが補強される他、ランフラットタイヤの装着、通信機器の搭載と言ったタクティカル仕様へ変貌させることが盛り込まれている。

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    なお、これら作業の主要部分については、同研究所の本拠地でもあるオハイオ州コロンバスでおこなわれ、2023 年 7 月にその完了を迎えることが予定されている。

    バテル記念研究所は、鉄鋼業で巨額の富を築いたゴードン・バテル (Gordon Battelle) 氏の遺産をもとに 1929 年に創設。現在までに研究者など 22,000 名のスタッフを抱える巨大組織へと発展し、原子力をはじめとするエネルギー政策や、環境政策、バイオ技術、先端材料、セキュリティーなど多岐に渡る分野での研究に取り組んでいる。

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