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「モガディシュの戦闘」に CCT として参戦し、シルバースターを受勲したジェフリー・ブレイ氏が逝去。享年 49 歳

海外軍事

Photo courtesy of U.S. Army
映画「ブラックホーク・ダウン」で描かれたソマリアの“モガディシュの戦闘”にコンバットコントロールチーム(CCT)として参戦し、シルバースター(Silver Star)を受勲した元空軍軍曹ジェフリー・ウェイン・ブレイ(Jeffrey Wayne Bray)氏が、2016 年 10 月 24 日に 49 歳で他界したことを、米空軍公式サイトが掲載している。

2016 年 12 月 30 日にバージニア州アーリントン国立墓地に埋葬された際には、家族、知人、軍人など 100 人近くが集まり、故人の功績を称えると共に最後の別れを惜しんだとのこと。

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アメリカ空軍特殊部隊(AFSOC:Air Force Special Operations Command)第24特殊作戦航空団(24th SOW:24th Special Operations Wing)のコンバットコントロールチーム(CCT:Combat Control Team)に所属していたブレイ氏は、1993 年 10 月 3 - 4 日にソマリアの首都モガディシュで米軍とソマリア民兵との間で展開された“モガディシュの戦闘(ブラック・シーの戦い)”において、MH-60 ブラックホークが撃墜されたことで急編成された所属の異なる 15 名の隊員からなる共同捜索救助チームの一員として現場へ派遣された。

チームには、空軍からパラレスキュー(PJ)のスコット・ファレス曹長(Scott Fales)とティム・ウィルキンソン技能軍曹(Tim Wilkinson)も帯同している。ブライ氏は特殊部隊と共にアイディード派幹部の奪取にあたり、PJ のふたりは撃墜されたヘリに対応した。尚、PJ の両名は、後にシルバースターとエアフォースクロスを受勲している。


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夜になり、米軍が退避した建物がソマリア民兵に包囲される事態となり、ブレイ氏は戦火の中で米軍攻撃へりの誘導を行った。その当時は市街地での戦闘事例があまりなく、ブレイ氏は過去の経験を踏まえながら現状に即した戦術と技法を現場で創出した。それは、赤外線ストロボライトを用いて友軍のマーキングを行い、敵の的確な位置情報を攻撃ヘリに無線で伝えるというものだった。

ブレイ氏の活躍により、友軍より僅か 15 メートル先への攻撃に成功している。PJ のウィルキンソン氏は、「彼は、革新的でありながら冷静沈着に素晴らしい仕事をしたプロフェショナルだ。」と語り、「彼の功績はシルバースターを越えている。」とチームメイトたちは賞賛している。

市街地におけるこの戦闘経験は、その後の訓練に活かされることとなり、ブレイ氏は特殊戦術部隊の訓練幹部に就任している。ブレイ氏の経験はそれまでの訓練に大きな変化をもたらし、「彼が指導した兵士たちの多くは 9.11 テロ以降の戦いの加わり、訓練で学んだ戦術と技術を用いて成功を収めている。彼の訓練で学んだことは、今も現場隊員の中で生き続けており、彼は大きな遺産を残したことになる。」と元特殊部隊のカルト・ブラー大佐は語っている。

Text: 弓削島一樹 - FM201701

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