発砲時の反動や銃声、発火炎を電子制御によって再現する「E-blank」交戦シミュレーションシステム

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米フロリダ州オーランドで、11 月 28 日から 12 月 2 日の会期で開催された 2016 年度の軍部・産業間による訓練・シミュレーション・教育分野の展示会 (I/ITSEC: Interservice/Industry Training, Simulation and Education Conference) において、電子制御システムを用いた歩兵用の訓練シミュレーション・システムが紹介された。

Photo from INOVEX
ノルウェーのイーブランクス社 (Eblanks AS) が開発を手掛けている「イーブランク・システム (E-blank system) 」では、空包を使わず、発砲時のリコイルや銃声、マズルフラッシュを電子制御によって再現している。

イーブランク・システムを導入することにより、訓練をおこなう上でのメリットとして、①安全面や②設備管理面、③環境に優しく、④コスト削減にも繋がり、⑤実施に至る時間を短縮できるなどが挙げられている。


Capture screen from NIMTEC AS YouTube channel
システムは、専用のマガジン、レーザー照射機能付きのリコイルモジュール、専用設計されたチャージングハンドル、銃口に取り付けるマズルフラッシャー、専用充電器で構成されている。取り付けは、M4 本体のテイクダウンと同じ手順をたどる中で組み込めるよう、至ってシンプルなものとなっており、上述の構成パーツを取り付けることでレディー状態となる。


Capture screen from NIMTEC AS YouTube channel
専用マガジンには弾数の制限が設けられる他、セレクターレバーの切り替え、ボルトリリースボタンのプッシュ、チャージングハンドルを引く操作が求められるなど、実銃の操作と同じ所作が求められる。また、既存のレーザーを使った模擬交戦システム (TES: Tactical Engagement Simulation) との互換性を持つことから、従来のブランク弾薬が使用できない状況でも利用できるとのこと。

イーブランク・システムは、2017 年 1 月 17 日・18 日の会期で、シンガポールのマリーナベイサンズを会場におこなわれる、軍用訓練・シミュレーション・教育分野でアジア唯一の展示会である「ミルシム・アジア (MilSim) 2017」に、同製品の代理店を務めるスイスのイノベックス (INOVEX) 社と共に出展を予定している。

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