「ウォーベルト」のどこに何を配置すれば良いのか?元米陸軍特殊部隊員がアドバイス
元米陸軍特殊部隊のカール氏がウォーベルトの構成についてアドバイスを述べている。
ウォーベルトを装着する目的は2つある。
まずはボディアーマーによる肩への重量負担の緩和である。ボディアーマー上のポーチをいくつかウォーベルトに移すことで減量することができる。
次に、ボディアーマー無しでも、ある程度の戦闘力を保持することである。例えば、普段ボディアーマーを着用しない前方作戦基地の中で戦闘が発生しても、ウォーベルトを装着していれば対処できる。
では、ウォーベルトのどこに何を配置すれば良いのか。カール氏は自身のウォーベルトについて解説している。
まずは、ベルトの右側から。右前には止血帯があり、この位置なら左右どちらの手でも取りやすい。その隣りのポーチにはフラッシュバンが入っている。真右にはホルスターがある。通常、右利きであれば右、左利きであれば左である。
次に左側。左前には小型のナイフがある。武器のバックアップや、ちょっとした作業に使える。その隣りにはダブルのピストル・マガジンポーチがある。注目すべきはポーチのフラップである。片方は開いていて、片方は閉じている。開いている方はスピードリロードのためである。そして、もう片方は、激しい動きでマガジンが飛びだす事態が発生してもマガジンが1つは残るよう、閉じてある。
ピストル・マガジンポーチの隣りにはM4マガジンポーチがある。ピストル・マガジンでも言えることだが、ボディアーマー上のマガジンポーチの位置と同じような位置にウォーベルト上でも配置することが重要である。体が覚えているマガジン交換の動きに逆らわないためである。
最後に後ろ側だ。真後ろには取り外し可能な個人医療ポーチがある。真後ろであれば左右どちらの手でも取りやすい。後ろ右側にはレザーマンのマルチツール「サージ」と、小型の汎用ポーチがある。そのポーチにはフラッシュバンを入れたり、手錠を入れたり、任務内容に従い内容を決める。
後ろ左側にはダンプポーチがある。普段は邪魔にならないよう畳んである。
以上のように、カール氏は自身の任務内容に合わせてウォーベルトを構成している。ウォーベルトは自分の目的に合わせ、自分に扱いやすいよう、構成することが肝心である。
Text: ムッシュ・コナギ - FM201708
まずは、ベルトの右側から。右前には止血帯があり、この位置なら左右どちらの手でも取りやすい。その隣りのポーチにはフラッシュバンが入っている。真右にはホルスターがある。通常、右利きであれば右、左利きであれば左である。
次に左側。左前には小型のナイフがある。武器のバックアップや、ちょっとした作業に使える。その隣りにはダブルのピストル・マガジンポーチがある。注目すべきはポーチのフラップである。片方は開いていて、片方は閉じている。開いている方はスピードリロードのためである。そして、もう片方は、激しい動きでマガジンが飛びだす事態が発生してもマガジンが1つは残るよう、閉じてある。
ピストル・マガジンポーチの隣りにはM4マガジンポーチがある。ピストル・マガジンでも言えることだが、ボディアーマー上のマガジンポーチの位置と同じような位置にウォーベルト上でも配置することが重要である。体が覚えているマガジン交換の動きに逆らわないためである。
最後に後ろ側だ。真後ろには取り外し可能な個人医療ポーチがある。真後ろであれば左右どちらの手でも取りやすい。後ろ右側にはレザーマンのマルチツール「サージ」と、小型の汎用ポーチがある。そのポーチにはフラッシュバンを入れたり、手錠を入れたり、任務内容に従い内容を決める。
後ろ左側にはダンプポーチがある。普段は邪魔にならないよう畳んである。
以上のように、カール氏は自身の任務内容に合わせてウォーベルトを構成している。ウォーベルトは自分の目的に合わせ、自分に扱いやすいよう、構成することが肝心である。
Text: ムッシュ・コナギ - FM201708
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