ニュージーランド国防軍の新制式小銃、米国LMT社製「MARS-L」の射撃訓練が始まる
ニュージーランドの北島、陸軍最大の基地を擁するワイオウルで15日、新小銃を使った初の射撃訓練がおこなわれた。
既報の通り、ニュージーランド国防軍では、陳腐化したオーストリア・シュタイアー製AUG(Armee Universal Gewehr)F88からのリプレイスとして、米国LMT(Lewis Machine & Tool)社製「MARS-L(Modular Assault Rifle System-Light)」の採用を発表している。
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5,900万ドル(=約72億円)の契約パッケージの一部として、ライフル本体の他、オプティクス、グレネードランチャー、各種サポート用品、シミュレーション装備類などを含め、9,000挺以上がお披露目となっている。去る5月にはその第一陣が届けられており、陸軍ロイヤル・ニュージーランド歩兵連隊 第一大隊がその最初の配備先として指定されていた。
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第一陣の受け入れ先となった指揮官は、地元ニュースメディアに対して、「兵士たちはシュタイアー製を使っていた時には不可能だった、900メートルも離れた場所からターゲットを撃っていた」と語り、現場の兵士らは、「シュタイアー製ライフルは決して悪くはない。しかし(設計が)古すぎたのだ」「我々はもっと多くのことができることを知った」「ライフルの全体形状・構造がブルパップからAR-15のオーソドックスなものに大幅に変更となっているため、繰り返し何度も練習を重ねることで "マッスルメモリー" させる必要がある」と射撃訓練を終えた感想を述べている。
MARS-Lは、今後18ヶ月間に渡って全土で配備される予定にある。
1985年に調達されたシュタイアー製ライフルについては、アフガニスタン派兵の隊員らから、「200メートル以上離れたターゲットに対しての効果に問題がある」「射手の好みに応じてストックの長さを調整できない」などの理由で不評を買っていたことが伝えられている。
Photo from New Zealand Defence Force
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MARS-Lは、今後18ヶ月間に渡って全土で配備される予定にある。
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