NEWS

米海兵隊の負荷影響評価計画に倣ってデザインが進むシンガポール軍の次世代ロードベアリングシステム

海外軍事
2019年3月までに新型ベストの導入を予定しているシンガポール軍(SAF: Singapore Armed Forces)では、その開発が最終段階となっている。国内最大手メディアのストレーツ・タイムズをはじめシンガポール・トゥディオンラインなどが、オン・イエクン(ONG Ye Kung)第二国防相の下でお披露目を迎えた次世代ベストのプロトモデルを詳報している。

関連記事:
シンガポール軍の装備・訓練一般公開にH&K MP7を利用する対テロ特殊部隊「SOTF」が初登場

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る

    Photo from Ong Ye Kung official FaceBook
    ベストは、米海兵隊が始動させた「負荷影響評価プログラム(LEAP: Load Effects Assessment Program)」に倣い、兵士のパフォーマンス向上を研究する新設の中核拠点「CESP(Centre of Excellence for Soldier Performance)」によって開発されている。LEAPに倣った取り組みは、アジア圏で初の試みとなるようだ。なお本家のLEAPについては、戦闘に関連した動きや任務遂行時における兵士の負荷影響を定量化するため、客観的な方法を特定することを目的としたテストであり、米海兵隊並びに同陸軍およびカナダ軍、オーストラリア軍がその計画策定に参加している。

    関連記事:
    2019年初頭に支給開始。米海兵隊の新型ボディーアーマーは、現行MCPCより23%、IMTVより45%軽量化を実現


    A screenshot from TODAYonline
    2009年から使用されているシンガポール軍の現行ベストは、その重量負荷の殆どを兵士の肩で受けているが、今回の製品では、身体全体でその重量をうまく分散できるような設計が最大の特徴で、兵士の疲労軽減を狙ったもの。着用状態で障害物競走をおこない、兵士の体温変化の計測と共に機動性、移動速度といったパフォーマンスの確認作業がおこなわれ、その際の装着感の改良にも手を加えていく。

    来年の第一四半期に製品化へ向けたデータ補正のため、被験者となった兵士らが20秒程度のボディスキャン取得に協力する予定。また、軍では入隊から除隊まで、兵士の肉体がどのように変化を積み重ねてきたかの傾向をデータ取得するため、今後定期的にボディスキャンを実施するようだ。

    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    韓国初となる.50口径対物狙撃銃をS&T Motiv社が開発中
    「サザーン・ストライク18」演習で米陸軍第3特殊部隊グループの隊員がCQB訓練を実施
    コルト純正「M203グレネードランチャー」が史上初めて民間向けに発売
    米軍特殊作戦司令部が精鋭オペレーターの代表的な実態を盛り込んだ「2018年 実情調査書」を発出
    IWI 7.62X51mm弾を使用するブルパップライフル「タボール7」を発売
    2019年に近接戦闘部隊で女性にも門戸開放を予定している英軍は、特殊部隊SAS選抜過程の緩和を検討か
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     韓国初となる.50口径対物狙撃銃をS&T Motiv社が開発中 (2017-12-11 19:08)
     「サザーン・ストライク18」演習で米陸軍第3特殊部隊グループの隊員がCQB訓練を実施 (2017-12-11 18:40)
     コルト純正「M203グレネードランチャー」が史上初めて民間向けに発売 (2017-12-08 14:07)
     米軍特殊作戦司令部が精鋭オペレーターの代表的な実態を盛り込んだ「2018年 実情調査書」を発出 (2017-12-08 13:46)
     IWI 7.62X51mm弾を使用するブルパップライフル「タボール7」を発売 (2017-12-08 12:19)
     2019年に近接戦闘部隊で女性にも門戸開放を予定している英軍は、特殊部隊SAS選抜過程の緩和を検討か (2017-12-07 17:16)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop