NEWS

米国防総省が「ブラストゲイジは一貫性・信頼性に欠ける」としてお役御免に

海外軍事

Photo from DARPA
米軍装備ファンを中心にお馴染みの「ブラストゲイジ (Blast Gauges) 」が、数ケ月前から既にお役御免となっているようだ。

関連記事:
DARPA、TBIリスクを識別するブラストゲージテスト拡大

ミリMONO

    loading
    ミリMONOをもっと見る
    米国の非営利・公共ラジオネットワークであるナショナル・パブリック・ラジオ (NPR: National Public Radio) は、国防総省 "ペンタゴン" が、数千人のアフガニスタン派兵部隊に支給していたブラストゲージを、静かに計画から外していたことを報じている。

    それによるとペンタゴンは、「ブラストゲージは、訓練や戦闘環境で一貫性と信頼性の高いデータを提供していなかった」とし、製品が希求していたものに満たなかった実態を示している。


    Photo from BlackBox Biometrics

    Key Features
    * Triage Capable – Wirelessly or via recessed button.
    * Exposure Tailored Treatment – Data transferred wirelessly to mobile app or via USB to PC for detailed event analysis.
    * Durable – Fully encapsulated design withstands weather and impact.
    * Automated – Blast overpressure and acceleration automatically collected and classified.
    * Reprogrammable – Load latest algorithms at time of activation.
    * Small – Less than two cubic inches.
    * Flexible – Instantly mounts to helmet, gear and vehicles.
    * Inexpensive – Quickly outfit deployed troops.
    * Secure – Operator privacy protected.
    * Multipurpose – Route clearance, training, SOF, breaching, SWAT, bomb squad.
    * Made in USA – Proudly keeping jobs at home.


    米軍フォトライブラリーなど、メディアでの露出も高いブラストゲージは、ペンタゴンの研究開発部門である、国防高等研究事業局 (DARPA: Defense Advanced Research Projects Agency) の出資により設立されたブラックボックス・バイオメトリクス社 (BlackBox Biometrics, Inc.) が開発。


    BlackBox Biometrics (B3) official website

    IED (Improvised Explosive Device, 簡易爆発物) などの爆発物や、砲撃、ミサイル発射、フラッシュバンのような激しい衝撃を感知、記録する小型のデバイスで、2011 年から陸軍での支給が始まっていた。

    Official Blast Gauge System Training Video

    爆発により生み出される衝撃波により、隊員の頭部に強い衝撃が加わることで、脳が傷付き出血する「外傷性脳損傷 (TBI: Traumatic Brain Injury) 」は、認知障害や運動障害を引き起こすだけでなく、心的外傷後ストレス障害 (PTSD: PostTraumatic Stress Disorder) の原因ともなり、軍・法執行機関の前線に従事する人々にとって、依然として重大な問題となっている。

    同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
    コルト社がオーストラリア軍特殊部隊の要望で開発した次世代型5.56mmカービン「M5 Enhanced Carbine」
    米海兵隊が2018年終わり頃に新型のジャングル用戦闘服とブーツの製造に着手
    シグ社が陸軍のフルサイズ版「MHS」の特別コマーシャル版を来春に限定5,000挺で販売を計画
    中国が「透明マント」を開発?映像は編集ソフトで加工か
    ガイズリー社のSMR Mk. 16ハンドガードがSOPMOD Block IIIに採用か
    米陸軍の熱帯地向け戦闘服&ジャングル戦闘ブーツがメディア会合で展示
    同じカテゴリー(海外軍事)の記事
     コルト社がオーストラリア軍特殊部隊の要望で開発した次世代型5.56mmカービン「M5 Enhanced Carbine」 (2017-12-14 14:25)
     米海兵隊が2018年終わり頃に新型のジャングル用戦闘服とブーツの製造に着手 (2017-12-13 16:08)
     シグ社が陸軍のフルサイズ版「MHS」の特別コマーシャル版を来春に限定5,000挺で販売を計画 (2017-12-13 13:39)
     中国が「透明マント」を開発?映像は編集ソフトで加工か (2017-12-13 12:33)
     ガイズリー社のSMR Mk. 16ハンドガードがSOPMOD Block IIIに採用か (2017-12-12 12:58)
     米陸軍の熱帯地向け戦闘服&ジャングル戦闘ブーツがメディア会合で展示 (2017-12-12 12:03)

    この記事をブックマーク/共有する

    この記事をはてなブックマークに追加

    新着情報をメールでチェック!

    ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

    [入力例] example@militaryblog.jp
    登録の解除は →こちら

    ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

    PageTop