SHOT Show 2018現地レポート~04:最新のアーマー・ヘルメット・装備編
ガンメーカーのみならず装備品やアーマー、ホルスターなどさまざまなメーカーが出展するのがSHOT Showの魅力の1つ。
第1回のまとめでCryeは紹介したので、今回はそれ以外のミリタリー・エアソフト的に注目の装備類をまとめてみました。もちろん新製品が中心です。
第1回のまとめでCryeは紹介したので、今回はそれ以外のミリタリー・エアソフト的に注目の装備類をまとめてみました。もちろん新製品が中心です。
S&S Precision PLATE FRAME+RELEASE SYSTEM
カイデックス製のプレートキャリアで知られる同社ブースにあった製品。
基本仕様は既存の「PLATE FRAME」ものですが、左側のショルダーストラップとカマーバンドが「RELEASE SYSTEM」の追加でアップグレードされています。
こちらは「GEAR RETENTION TRACK WEBBING ADAPTER」によってホルスターをマウントした状態。
樹脂パーツを得意とする同社ならではの製品といえます。
Velocity Systems DLX
独特なレーザーカットが施された新製品のボディアーマー。
脇からチラリと見えるタンカラーのプレートは樹脂製でアーマーの保持用のものだそうです。
同仕様のチェストリグも展示(名称未定)
ペラペラの素材でとんでもなく軽いです。
「コレの素材は何?」と聞いてみたのですが答えは「ナイロン」のひと言だけ。手触りはハイパロンっぽかったのですが・・・。
EAGLE TACTICAL ULTRA LOW-VIS PLATE CARRIER
ショルダーストラップとカマーバンドのヘキサゴンホールが特徴的な軽量プレキャリ。
1.58ポンドしかない本体は500Dコーデュラナイロン製。
ストラップ部は「スコードロン」という積層ナイロンで260ポンドの耐荷重があるそうです。
EAGLE ACTIVE SHOOTER RESPONSE PLATE CARRIER
こちらはよりシンプルなプレートキャリアで重さはたったの0.8ポンド。ショルダーストラップは同じくスコードロン製。
PTT用のループやマガジンポーチ装着用ベルクロなど一般的なタクティカルユースのみならず、LE方面への売り込みも意識しているようです。
ALTA 360 KNEE
vibram社の協力による新型のニーパッド。耐衝撃性だけでなくグリップ性能も考慮したものだとか。
一見するとゴツいですが関節部の可動域を妨げないようデザインされています。同仕様のエルボーパッドもあり。
OUTDOOR RESERCH COMBAT SHIRT
グローブやゲイターで知られる同社が開発したコンバットシャツ。胴部や襟部は「ファイアレジスト」だといっていたのでコットンベースの素材だと思われます。
一方、腕部は目が粗いファブリックが使われていました。
気になったので確認してみたところ「防水のないゴアテックス」とのこと。通気性に優れる撥水素材のようなものでしょうか。
あと、袖部や肩部の縫製が独特のものでした。
LBT 新型バックパック
同社では珍しいリアルツリーパターンのバックパック。容量は3Dayサイズで折りたたみ式のライフルサックを装備。全長46インチまでのライフルが収納可能。
LBT Trainning Carrier
ウェイトトレーニング用のプレートキャリア。基本的なシルエットは6094slickに近く、写真では前5ポンド、後ろ10ポンドのウェイトを装着した状態。
最大で前後それぞれ10ポンドのウェイトに対応しています。
Arcteryx ASSAULT PACK 30
一見するとワイドオープンの3dayパックですがフルオープンにすると・・・
メディックキットがギッシリ。中身のバッグはVelocity Systems製だそうです。
Arcteryx COURIER BAG 15
容量15リットルの中型ショルダーバッグですが、フラップ下にあるスリットから内部のクッションスペースにアクセスでき、MP5サイズのSMGをサッと抜くことが可能です。
SAFARILAND V1 FIREARMS INSTRUCTION WEBLESS OVERT CARRIER
デザインが独特なサファリランドのボディアーマー。広い可動域と快適さがポイントだとか。
インサートアーマーが脅威度別に色分けされているのはヒューマンエラーを防ぐためだそうです。
SAFARILAND ADJUSTABLE UBL HOLSTER
ホルスターそのものは一般的な樹脂製ですが、マウントとの接続部(アタッチメント)がポイント。
3段階の高さに設定でき、360自在な回転や着脱も可能。
車両搭乗員に最適なホルスターだそうです。
SAFARILAND LIBERATOR V
デュアルラジオに対応したタクティカルヘッドセット。
一般的なサウンドカット機能はもちろんアクティブノイズキャンセリング機能も搭載しています。
PARACLETE Bikini Plate Carrier
レーザーカットをメインに仕立てた軽量プレートキャリア。
カマーバンドは「WARSOC H3 buckle」にて接続されます。
MOHOC MOHOC CAMERA
ヘルメットに装着すると「ガンダムのメインカメラ」のようだと最近話題となったカメラ。
専用バッテリーあるいはCR123Aバッテリーx2のデュアル対応。microSDカードスロット込みの防水一体型、耐衝撃筐体とハードユースに対応できる作りです。
別に頭頂部じゃなくてもプレートキャリアのショルダーストラップはもちろん、場合によっては犬装着も可能。今後見かける機会が増えそうな注目のカメラです。
OPS-CORE FAST SF SUPER HIGH CUT
つい先ごろ発表された最新タイプのヘルメット。
SOCOMのリクエストによって開発され、従来品より約1kgの軽量化を達成。
特徴は最新のカーボン系素材、エクスパンドポリプロピレン製のライナー、新型インナーパッドなどなど。
NVマウント部のバンジーコードは1本になりフックがカラビナ式に変更。
ここにバンジーコードを移設したことによってヘルメット前面への防弾オプションの増設が可能になったそうです。
合わせて専用のヘッドセット(RAC HEADSET)も展示。
サイドレイルに装着する新型のヘッドセット。
デジタルサラウンドによる立体音響やノイズキャンセル機能によるクリアな交信など最新モデルだけあって非常に多機能に仕上がっています。
Tean Wendy EXFIL BALLISTIC SL
ミリタリーではなくLEコーナーにあったSLモデル。
サイドレイルが新型に。
レイルマウントのカメラやライトがそのまま装着できるようになりました。
SUREFIRE STILETTO
フォールディングナイフサイズのタクティカルライト。
microUSB端子からの充電式で明るさは650ルーメン。価格は未定ですが110ドルくらいになりそうとのこと。新たな人気モデルになりそうですね。
UNDER ARMOUR Tac Guardian Cargo Pant
アンダーアーマータクティカルの新型パンツ。スマートな細身のシルエットは新型のストレッチ素材によるもの。カーゴポケットも小型でスタイリッシュです。
以上、筆者が個人的に気になったアーマーや装備品のまとめでした。
やはり銃器類だけでなくこのような装備に関しても非常に多くの出典があり、非常に楽しめます。
ひょっとしたら見落としているアイテムもあるかもしれませんが、とりあえずこんなところでいかがでしょうか。
Text & Photo: 乾宗一郎
カイデックス製のプレートキャリアで知られる同社ブースにあった製品。
基本仕様は既存の「PLATE FRAME」ものですが、左側のショルダーストラップとカマーバンドが「RELEASE SYSTEM」の追加でアップグレードされています。
こちらは「GEAR RETENTION TRACK WEBBING ADAPTER」によってホルスターをマウントした状態。
樹脂パーツを得意とする同社ならではの製品といえます。
Velocity Systems DLX
独特なレーザーカットが施された新製品のボディアーマー。
脇からチラリと見えるタンカラーのプレートは樹脂製でアーマーの保持用のものだそうです。
同仕様のチェストリグも展示(名称未定)
ペラペラの素材でとんでもなく軽いです。
「コレの素材は何?」と聞いてみたのですが答えは「ナイロン」のひと言だけ。手触りはハイパロンっぽかったのですが・・・。
EAGLE TACTICAL ULTRA LOW-VIS PLATE CARRIER
ショルダーストラップとカマーバンドのヘキサゴンホールが特徴的な軽量プレキャリ。
1.58ポンドしかない本体は500Dコーデュラナイロン製。
ストラップ部は「スコードロン」という積層ナイロンで260ポンドの耐荷重があるそうです。
EAGLE ACTIVE SHOOTER RESPONSE PLATE CARRIER
こちらはよりシンプルなプレートキャリアで重さはたったの0.8ポンド。ショルダーストラップは同じくスコードロン製。
PTT用のループやマガジンポーチ装着用ベルクロなど一般的なタクティカルユースのみならず、LE方面への売り込みも意識しているようです。
ALTA 360 KNEE
vibram社の協力による新型のニーパッド。耐衝撃性だけでなくグリップ性能も考慮したものだとか。
一見するとゴツいですが関節部の可動域を妨げないようデザインされています。同仕様のエルボーパッドもあり。
OUTDOOR RESERCH COMBAT SHIRT
グローブやゲイターで知られる同社が開発したコンバットシャツ。胴部や襟部は「ファイアレジスト」だといっていたのでコットンベースの素材だと思われます。
一方、腕部は目が粗いファブリックが使われていました。
気になったので確認してみたところ「防水のないゴアテックス」とのこと。通気性に優れる撥水素材のようなものでしょうか。
あと、袖部や肩部の縫製が独特のものでした。
LBT 新型バックパック
同社では珍しいリアルツリーパターンのバックパック。容量は3Dayサイズで折りたたみ式のライフルサックを装備。全長46インチまでのライフルが収納可能。
LBT Trainning Carrier
ウェイトトレーニング用のプレートキャリア。基本的なシルエットは6094slickに近く、写真では前5ポンド、後ろ10ポンドのウェイトを装着した状態。
最大で前後それぞれ10ポンドのウェイトに対応しています。
Arcteryx ASSAULT PACK 30
一見するとワイドオープンの3dayパックですがフルオープンにすると・・・
メディックキットがギッシリ。中身のバッグはVelocity Systems製だそうです。
Arcteryx COURIER BAG 15
容量15リットルの中型ショルダーバッグですが、フラップ下にあるスリットから内部のクッションスペースにアクセスでき、MP5サイズのSMGをサッと抜くことが可能です。
SAFARILAND V1 FIREARMS INSTRUCTION WEBLESS OVERT CARRIER
デザインが独特なサファリランドのボディアーマー。広い可動域と快適さがポイントだとか。
インサートアーマーが脅威度別に色分けされているのはヒューマンエラーを防ぐためだそうです。
SAFARILAND ADJUSTABLE UBL HOLSTER
ホルスターそのものは一般的な樹脂製ですが、マウントとの接続部(アタッチメント)がポイント。
3段階の高さに設定でき、360自在な回転や着脱も可能。
車両搭乗員に最適なホルスターだそうです。
SAFARILAND LIBERATOR V
デュアルラジオに対応したタクティカルヘッドセット。
一般的なサウンドカット機能はもちろんアクティブノイズキャンセリング機能も搭載しています。
PARACLETE Bikini Plate Carrier
レーザーカットをメインに仕立てた軽量プレートキャリア。
カマーバンドは「WARSOC H3 buckle」にて接続されます。
MOHOC MOHOC CAMERA
ヘルメットに装着すると「ガンダムのメインカメラ」のようだと最近話題となったカメラ。
専用バッテリーあるいはCR123Aバッテリーx2のデュアル対応。microSDカードスロット込みの防水一体型、耐衝撃筐体とハードユースに対応できる作りです。
別に頭頂部じゃなくてもプレートキャリアのショルダーストラップはもちろん、場合によっては犬装着も可能。今後見かける機会が増えそうな注目のカメラです。
OPS-CORE FAST SF SUPER HIGH CUT
つい先ごろ発表された最新タイプのヘルメット。
SOCOMのリクエストによって開発され、従来品より約1kgの軽量化を達成。
特徴は最新のカーボン系素材、エクスパンドポリプロピレン製のライナー、新型インナーパッドなどなど。
NVマウント部のバンジーコードは1本になりフックがカラビナ式に変更。
ここにバンジーコードを移設したことによってヘルメット前面への防弾オプションの増設が可能になったそうです。
合わせて専用のヘッドセット(RAC HEADSET)も展示。
サイドレイルに装着する新型のヘッドセット。
デジタルサラウンドによる立体音響やノイズキャンセル機能によるクリアな交信など最新モデルだけあって非常に多機能に仕上がっています。
Tean Wendy EXFIL BALLISTIC SL
ミリタリーではなくLEコーナーにあったSLモデル。
サイドレイルが新型に。
レイルマウントのカメラやライトがそのまま装着できるようになりました。
SUREFIRE STILETTO
フォールディングナイフサイズのタクティカルライト。
microUSB端子からの充電式で明るさは650ルーメン。価格は未定ですが110ドルくらいになりそうとのこと。新たな人気モデルになりそうですね。
UNDER ARMOUR Tac Guardian Cargo Pant
アンダーアーマータクティカルの新型パンツ。スマートな細身のシルエットは新型のストレッチ素材によるもの。カーゴポケットも小型でスタイリッシュです。
以上、筆者が個人的に気になったアーマーや装備品のまとめでした。
やはり銃器類だけでなくこのような装備に関しても非常に多くの出典があり、非常に楽しめます。
ひょっとしたら見落としているアイテムもあるかもしれませんが、とりあえずこんなところでいかがでしょうか。
Text & Photo: 乾宗一郎
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