シグ社 Bluetoothで連動するスコープとレンジファインダーのシリーズ「BDX」を発表

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照準器の他に距離を測定するためのレーザーレンジファインダーを使用するのは、軍事・警察用途だけではなく狩猟でも一般的である。しかし両者を統合した照準器は高価でしかも巨大なものになるため、分離した2つの機器のデータを手入力してデータをやりとりすることが多い。シグ社の「BDX」はデータをスコープにBluetooth通信で直接送り込むことができ、こうした手間をかけずに済む。
シグ社 Bluetoothで連動するスコープとレンジファインダーのシリーズ「BDX」を発表
Photo from SIG Sauer
BDXを使用するにはまずiPhone/Android対応のアプリをスマートフォンにインストールする。このスマートフォンに単眼鏡とスコープをそれぞれ紐づけると、データが連動される。

BDXレンジファインダーには定評ある弾道計算ソフトウェア、Applied Ballistics Ultraliteが搭載されており、さらにスマートフォンアプリから風速や気温、高度などのデータを入力することで照準の偏差を計算。最終的にスコープに送信し、狙点を光点で表示する。

ユニークな機能としては、射程外の目標を撃とうとすると狙点を表示しなくなる「KinEthic」がある。狩猟の際、運動エネルギーの低下によって獲物にとどめをさせなくなって不要な苦しみを与える、ということがなくなり、より倫理的なハンティングが楽しめるという。

BDXシリーズは機能・倍率ごとにレンジファインダーが5種類で299ドル(約3万3千円)から、スコープが4種類、599ドル(約6万5千円)から用意される。発売は2018年6月からを予定している。

Source: SIG SAUER® Electro-Optics Transforms Hunting with the launch of BDX™ | Sig Sauer

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201805
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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