規制の裏をかいた「脱法」ショートバレルドライフル「Reformation」が発売
アメリカの規制では銃身長16インチ(約41cm)以下、あるいは全長26インチ(66cm)以下の小銃は「ショートバレルドライフル(Short Barreled Rifle……SBR)」に分類される。SBRは小銃の火力はそのままに携行性が向上するとされるため規制がかけられ、購入の際に登録と納税が必要になる。しかし、フランクリン・アーモリーの「Reformation(訳:再構成)」は、銃身長11.5インチ(約29cm)でありながらSBRではなく、通常の小銃と同じように所有できるという不思議な銃だ。
Photo from Franklyn Armory
秘密はその銃身にある。Reformationの「NRS銃身」には、螺旋状のライフリングではなく直線の溝が彫られている。ライフリングがない銃は法的にはライフルではないため、当然SBRにもならない。このロジックは銃器の規制を監督するATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)も了承済みであるという。
命中精度は通常弾では4MOA程度と一般的な自動小銃にはやや劣るが、専用のフィン付き弾頭を使うことで1MOA程度まで向上するという。
軍・警察向けっぽいAR-15の外見を好むユーザーは多いが、SBR規制が壁になって所有を諦める人もいる。Reformationは実射性能こそやや落ちるが「タクティカル」な雰囲気を楽しみたいという人には魅力的だろう。
価格は1034ドル99セント(約11万3千円)から2094ドル99セント(約22万7千円)。まず300BLK口径で発売され、その後5.56mmバージョンが続くという。
Source: Reformation – Franklin Armory®
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201802
命中精度は通常弾では4MOA程度と一般的な自動小銃にはやや劣るが、専用のフィン付き弾頭を使うことで1MOA程度まで向上するという。
動画中では5.56mm弾を50ヤード先のマンターゲットに難なく当てている。トリガーは通常のものの他に、引いて撃発した後、離すともう一度撃発する「バイナリー・トリガー」も用意され、フルオート風の射撃も楽しめるようだ。
Photo from Shooting Illustrated
Reformation® "Redefining Firearms™" - YouTube
軍・警察向けっぽいAR-15の外見を好むユーザーは多いが、SBR規制が壁になって所有を諦める人もいる。Reformationは実射性能こそやや落ちるが「タクティカル」な雰囲気を楽しみたいという人には魅力的だろう。
価格は1034ドル99セント(約11万3千円)から2094ドル99セント(約22万7千円)。まず300BLK口径で発売され、その後5.56mmバージョンが続くという。
Source: Reformation – Franklin Armory®
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201802
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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