ロッキード・マーチンが次世代型軍用ヘリ「SB>1デファイアント」のCGアニメーションを公開
現在、各航空機メーカーが参加しているFVL(将来型垂直離着陸機)計画は、老朽化が進む各種輸送・攻撃ヘリコプターを共通のベース機で一本化しようという試みである。
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FVL-LightはOH-58、FVL-MediumがUH-60、AH-64、FVL-HeavyがCH-47、そしてFVL-ULTRAはC-130ハーキュリーズ輸送機に匹敵するペイロードを輸送できるものとするコンセプト。
今回、CGアニメーションが公開されたのは、ロッキードの傘下にあるシコルスキー社とボーイング社が共同で開発を進めているSB>1デファイアント(SB-1とも)。FVL-Mに相当するもので、同一ベースで輸送型と攻撃型が作られる。
動力部や尾部、操縦システムなどを共通化し開発・整備コストを低減させるのが狙いである。屈曲したメインローターのブレードは、騒音を低減するユーロコプター社のBlue Edgeテクノロジーと類似している。
また機動性も高く、華氏95度(摂氏35度)における地面効果外でのホバリング高度6000フィートを実現。
こちらはAUSA 2016で展示されたSB>1フライトシミュレーター。フライ・バイ・ワイヤの採用で、操縦が非常に容易になるようだ。
偵察や地上部隊の支援攻撃といったヘリコプターの役割は順次無人航空機に取って代わられているものの、人員や物資の輸送ではいまだ主役である。FVLはいずれも2017年にプロトタイプの飛行が予定されている。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201705
今回、CGアニメーションが公開されたのは、ロッキードの傘下にあるシコルスキー社とボーイング社が共同で開発を進めているSB>1デファイアント(SB-1とも)。FVL-Mに相当するもので、同一ベースで輸送型と攻撃型が作られる。
Screen shot from LockheedMartinVideos
動力部や尾部、操縦システムなどを共通化し開発・整備コストを低減させるのが狙いである。屈曲したメインローターのブレードは、騒音を低減するユーロコプター社のBlue Edgeテクノロジーと類似している。
Screen shot from LockheedMartinVideos
また機動性も高く、華氏95度(摂氏35度)における地面効果外でのホバリング高度6000フィートを実現。
Screen shot from LockheedMartinVideos
こちらはAUSA 2016で展示されたSB>1フライトシミュレーター。フライ・バイ・ワイヤの採用で、操縦が非常に容易になるようだ。
AUSA 2016: Flying the SB 1 DEFIANT Sikorsky-Boeing (FVL Prog) - YouTube
偵察や地上部隊の支援攻撃といったヘリコプターの役割は順次無人航空機に取って代わられているものの、人員や物資の輸送ではいまだ主役である。FVLはいずれも2017年にプロトタイプの飛行が予定されている。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201705
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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