入浴中、飲酒、強盗、空き巣…3ヶ年で2,200挺が行方不明。ずさん過ぎる南アフリカの警察官による銃火器管理体制
南アフリカで警察の銃火器が、大量に紛失していたことが明らかとなった。その数、3ヶ年で2,200挺以上に及ぶという。国内英字紙のデイリー・マーベリックが、先週議会でおこなわれた質疑応答の中から抜粋する形で、警察省の提示した資料を基に報じている。
Photo from South African Police Service (SAPS)
それによると、南アフリカ警察(SAPS: South African Police Service)は、2014、2015会計年度で70挺ほどの銃火器を紛失しており、この内の12挺は浴室で、また少なくとも5挺は警官が飲酒をしている時だっという。また同じ会計年度の中で、612挺にもおよぶ支給品の銃火器を紛失しており、その多くは強盗、泥棒による住居侵入が原因だったとのこと。これ以外にも、79挺が未分類のままで、盗まれたものか、紛失してしまったものかすらも分からないという。
また、次の2ヶ年では、160挺の銃火器が行方不明で、その内の21挺は浴室で、更に5人の警官については飲酒中に携行していた火器を紛失していたことが明かされている。加えてこの間では、1,200挺以上の銃火器が盗まれ、204挺が盗難または紛失のまま未分類となっている。
千挺単位での銃火器が行方不明となっている一方で、失くした銃火器が返ってきたのは、今年の4月から現在までに僅か11挺のピストルと2挺のショットガンが確認されたのみとなっている。
また、次の2ヶ年では、160挺の銃火器が行方不明で、その内の21挺は浴室で、更に5人の警官については飲酒中に携行していた火器を紛失していたことが明かされている。加えてこの間では、1,200挺以上の銃火器が盗まれ、204挺が盗難または紛失のまま未分類となっている。
これら警官による失態の多くは、同国最大都市にして「最恐都市」としても世界的に知られている「ヨハネスブルグ」を抱えるハウテン州、南部のクワズール・ナタール州、東ケープ州で発生しているとのこと。
Screenshot from Ministry of Foreign Affairs of Japan
千挺単位での銃火器が行方不明となっている一方で、失くした銃火器が返ってきたのは、今年の4月から現在までに僅か11挺のピストルと2挺のショットガンが確認されたのみとなっている。
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