ヒストリーチャンネルによる米海軍特殊部隊 SEAL Team 6 のイラストガイド映像
米軍 Tier.1 の特殊部隊である海軍最精鋭の SEAL Team 6 (ST6, a.k.a. DevGru)。
年明け 1 月 18 日にその ST6 を題材とした戦争アクションドラマ「シックス (SIX) 」の放送を控える中、配信元のヒストリーチャンネルが、ST6 の歴史と役割などを簡潔に紹介するイラストガイドムービーを公開した。
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⇒米海軍特殊部隊 ST6 を題材とした戦争アクションドラマ「シックス (SIX) 」が年明けに放送開始
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バージニア州バージニアビーチのオセアーナ (Oceana) 海軍航空基地 (NAS: Naval Air Station) ダム・ネック・アネックス (Dam Neck Annex) に司令部を持つ ST6 は、対テロ作戦を主務としたエリート特殊部隊。300 名の隊員と、1,500 名の支援要員を抱え、SEAL 各チーム (所謂「一般 SEAL」) の中から選抜された精鋭戦闘員で構成されている。
Picture: via SIX official website
志願者は悪名高き「地獄の週間」(ヘル・ウィーク) を含む基礎水中爆破訓練 (BUD/S: Basic Underwater Demolition/Seal) などの過酷な訓練課程を経て、晴れてトライデント (三叉矛徽章) を授与されている選りすぐりの隊員だ。ST6 隊員は更にその中で選抜される為、まさにエリート中のエリート戦闘員と呼ばれるに相応しい。
ST6 選抜とカラーコード
通常、一般的なケースでは、SEAL 隊員として 5 年以上の経験を持つ者が その受験資格を有すると言われている。初心者マークの「グリーン」チームを経て、レッド、ブルー、ゴールドなどの「カラーコード」で呼ばれる各チームから、ちょうどプロ野球のような「ドラフト」を受ける。もちろん、配属が決まったその後も、よりリスクの高い任務に当たるべく、実戦的で過酷な訓練に携わることになる。
カラーコードのチームとしては、アサルター (襲撃) を専門とするレッドチーム、シルバーチーム、ブルーチーム、ゴールドチームの他、ST6 メンバーの「脚」となる高速艇をはじめとする各種ヴィークルの操縦に長けた "バイキング" のグレーチームや、元来スナイパーを専門とし、その諜報活動の中では女性隊員の存在も噂されているブラックチームなどがある。
2009 年のマースク・アラバマ号乗っ取り事件 (Maersk Alabama hijacking) でソマリア海賊の人質となったリチャード・フィリップス船長 (Captain Richard Phillips) の救出作戦や、2011 年にパキスタンのアボッタバードでおこなわれたオサマ・ビン・ラディン (Osama bin Laden) 容疑者の急襲を掲げたネプチューンスピア作戦 (Operation Neptune Spear) など、ST6 は世界 90 ヶ国に展開し、日夜ハイリスク環境下で作戦に当たっている。
なお、ヒストリーでは話題のデブグルドラマ「シックス」の約 2 分におよぶ最新トレーラーを公開中。
http://www.history.com/shows/six
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