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米陸軍研究所がアーマーベストに取り付け、武器携行時の兵士の重量負荷を軽減させる「第3の腕」を研究中

海外軍事

Photo Credit: Courtesy photo
米アラバマ州ハンツビルのボン・ブラウン・センターにおいて、3月13日~5日を会期とした陸軍協会グローバル・フォース(AUSA Global Force)が開催された。

その中で、陸軍研究所(ARL: Army Research Laboratory)主導による、①兵士の両腕における重量負荷を軽減させ、②その自由度の確保を狙った、防護ベストに取り付ける「第三の腕」を研究している動きが報告されている。

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「我々は10代後半から20代の若者を預かっているが、重量負荷の為に彼らが押し潰されてしまっている。これでは戦闘に派兵する前に使い物にならないのではないか」とする意見に表れているよう、現在、陸軍の一部の兵士においては、110ポンド(=約50キログラム)を超える重量負荷によって打ちひしがれていることが報告されている。そして更に今後は、より大型の弾薬を使用することも考えられ、兵士の負担は増加の一途をたどることが予想されている。


Photo Credit: Sean Kimmons
そこで陸軍研究所は、兵士の負担を増やすことなく、リーサリティー(殺傷性)の向上、将来の武器の弾道性能をどれくらいまで押し進めることができるかを研究しているという。ただし、ここでの研究はあくまでも手段であって、製品版というわけではないとも注釈が添えられている。

この「第3の腕」は、炭素繊維複合材料を使うとのことで、その重量は4ポンド(=約1.8キログラム)。

数名の兵士を被験者として、メリーランド州にある陸軍のアバディーン性能試験場において、M4カービンを使った試験が既におこなわれている。そこで兵士は両腕と上体に筋電図センサーを装着し、その筋肉の動きが読み取られ、疲労変化の測定がおこなわれている。また、この疲労変化の測定と並行して、射撃技量の向上具合についても計測されている。

陸軍研究所では、今回報告されたM4を使った試験以外にも、M249分隊支援火器やM240B機関銃といった火器でも調査を計画している。

そしてポーチ配列などによって、どの程度兵士の動きを妨げることになるかといったことも調査が進められ、その改良がおこなわれる見込みとのこと。

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