米陸軍が「湿度を伴う寒さ」から兵士の頭部・顔面を護る製品を求める市場調査を開始
米陸軍が、極寒地での展開の際に兵士の「頭部」「顔面」を寒さから護るため、新たな製品を求める市場調査を始めた。
Photo by Spc. Samantha Magers
This photo is for illustrative purposes only.
調査は、マサチューセッツ州ネイティックの陸軍兵士研究開発工学センター(NSRDEC: Army Natick Soldier Research, Development and Engineering Center)に代わって「PM-SCIE(Product Manager - Soldier Clothing and Individual Equipment)」が実施する。PM-SCIEは、兵士の被服や個人装備の研究開発を進めることが主務となっている。
「情報提供依頼書(RFI)」によると新たに開発されるシステムは、①華氏-25度~20度(=約摂氏-32度~-7度)という極寒地における「湿った状態(wet-cold )」での利用が想定されており、②少なくとも120日間の利用に耐えられる製品であり、③現行の迷彩パターンおよびその色調が同じで且つ、④戦闘用ヘルメット『ACH(Advanced Combat Helmet)』や『拡張式寒冷地被服システム(ECWCS: Extended Cold Weather Clothing System)』の被服、寒冷地用ゴーグルとの互換性を持つことが求められている。
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RFIの期限は7月6日となっており、提案企業に対しては評価目的のため、最大で170システムの購入を予定している。
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