米軍と同格の先進装備を持つ部隊との戦闘を見据え、陸軍と海兵隊が新たな迷彩染料を研究
米陸軍と海兵隊が協力し合って、不可視光線 (black light) 下において兵士の存在を敵に視認させない研究をおこなっている。Military.com が伝えている。
U.S. Marine Corps photo by Cpl. Austin Long/Released
Image is for illustration purposes only.
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記事では、「海兵隊の MARPAT デジタル迷彩は戦場でよく溶け込む」としながらも、「光学機器を装備した敵の目からは、それほどステルス性を持ち合わせていないのではないか」とする研究者らの懸念の声を紹介。陸軍と海兵隊が協力し合って、特殊な光学機器を使って見ても浮かび上がって (glow bright) しまわない染料と素材、混合に関する研究をおこなっていることが記されている。
Photo: US Marine Corps’ MARPAT digital camouflage pattern
高性能な暗視装置が入手し易くなっている状況を踏まえ、イラクやアフガンといった戦地で、米軍と同格の先進装備を持つ部隊との戦闘を見据えており、米軍の優位性確保と脆弱性を未然に確認することでその対策を講じる。
陸軍と海兵隊の共同調査によって製品の共有化を図り、調達時のコスト削減を図る狙いもあるようだ。
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