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米海軍・海兵隊の戦闘服が、より難燃性に優れた「EFRCE」にアップグレード

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米海軍・海兵隊の戦闘服が、より難燃性に優れた「EFRCE」にアップグレード
Photo By: Staff Sgt. Ezekiel Kitandwe
米海軍、海兵隊の戦闘服が、より難燃性に優れた素材を用いたものに順次更新される。
「改良版難燃性戦闘装備一式 (EFRCE: Enhanced Fire Resistant Combat Ensemble) 」には、長袖シャツとズボンに新たな難燃性素材が追加されており、自己消炎性 (self-extinguish fires) によって火傷が起こることを抑え、その重症化を防ぐ狙いとなっている。

米海軍・海兵隊の戦闘服が、より難燃性に優れた「EFRCE」にアップグレード
Photo By: Lance Cpl. Codey R. Underwood
新たな布地は、ナイロン、コットンに、高温、化学的な劣化や摩耗に強いメタアラミド繊維によって作られている。また、着用時の快適性に加えて、コンバットシャツのデザインは、第 3 世代プレートキャリアー・アーマーにフィットするような改良も図られているとのこと。

Tactical Tuesday: EFRCE
EFRCE は、コンバットシャツ、グローブ、ズボン、悪天候用コンバットシャツ (IWCS: Inclement Weather Combat Shirt)、バラクラバ (目出し帽) などを含む、難燃性構成装備 (FROG: Flame Resistant Organizational Gear) の一部であり、NWU (Navy Working Uniform) タイプ II、タイプ III、デザート、ウッドランドと 4 種の迷彩パターンが用意される。

海軍と海兵隊が開発したもので、特殊作戦司令部と遠征戦闘司令部に所属する隊員が派兵の際に支給される。

2017 会計年度末までに生産・出荷が始まることが予定されており、現行の FRCE からのリプレイスが図られる。70,000 セットの生産が見込まれている。

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