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米軍特殊作戦司令部が「アドバンスド・スナイパーライフル」の正式取得に向けた情報依頼書を発出

海外軍事

Photo by Lance Cpl. Charles Santamaria
This photo is for illustration purposes only.
米軍特殊作戦司令部は6日、連邦事業機会の公告において「先進狙撃銃(ASR: Advanced Sniper Rifle)」の正式取得に向けた情報依頼書を発出した。

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    それによると、国産技術・産業基盤を採り入れ、民生品(COTS: Commercial-Off-The-Shelf)を利用し、サプレッサー対応であることが示されている。そして、①7.62mm x 51mm NATO、②.300 Norma Magnum (.300NM)、③.338 Norma Magnum (.338NM)と、3つのキャリバーに変換を可能とすることが必須要件になると規定されている。

    また、非装填時の重量を7.7キログラム以下とし、サプレッサーを装着していない状態での全長を127センチメートル以下にすることが盛り込まれている。射撃精度については、3種の弾薬いずれも距離300メートルにおいて0.5~1.5MOAを要求している。

    * 7.62 mm 1.0 MOA (ES) at 328 yards (300 meters) (T) 0.5 MOA at 328 yards (300 meters) (O)
    * .300 NM 1.0 MOA (ES) at 328 yards (300 meters) (T) 0.5 MOA at 328 yards (300 meters) (O)
    * .338 NM 2.5 MOA (ES) at 328 yards (300 meters) (T) 1.5 MOA at 328 yards (300 meters) (O)
    今回の公告においては、作動方式についての言及はないが、市場関係者からの情報によると、ボルトアクション式が求められていたようだ。

    軍事情報サイトのシェファードによると、特殊作戦司令部によって2009年に始まった精密狙撃銃(PSR: Precision Sniper Rifle)コンペに続くASR取得を目指す公式宣言になるとのこと。なお、PSR計画においては、レミントン社から提案されたMSR(Modular Sniper Rifle)がコンペを勝ち抜いている。

    関連記事:
    SOCOM 次期狙撃銃 レミントン「MSR」


    Photo from Accuracy International


    Photo from Barrett Firearms Manufacturing


    Photo from SAKO


    Photo from Remington Defense
    シェファードはまた、ASRコンペ関係者筋の情報として、「アキュラシー・インターナショナル社のAXシリーズや、バレット・ファイアーアームズ社のMRAD、サコー社のTRG-42、レミントン社のMSRが関心先だ」として名前を挙げている。また「特殊作戦司令部は MK13、MK40、M24を含む一連のボルトアクション式スナイパーライフル全体のリプレイスを模索している」「ASR計画は、陸軍グリーンベレー、レンジャー、海軍SEAL、海兵隊レイダースに対して今後数年間に渡る運用能力の提供が見込まれている」としている。

    なお、海軍海洋システム司令部(NAVSEA: Naval Sea Systems Command)の資料によると、特殊作戦司令部はASRの取得計画において、マグプル社のM-LOKモジュラーレールシステムを組み込むことになるようだ。

    関連記事:
    米軍特殊作戦司令部が「M-LOK」モジュラーレイルシステムを高評価

    今回の公告において特殊作戦司令部は、情報提供のデッドラインを東部時間4月24日午後11時59分までと設定している。

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