ウクライナ国営企業が小型の戦術多用途陸上無人機「ファントム」を発表
ウクライナの国営貿易企業「スペツテクノエクスポート (SpetsTechnoExport) 」社が、遠隔からの操作を可能とする小型の戦術多用途陸上無人機「ファントム (Fantom) 」を発表した。
Capture screen: via SpetsTechnoExport
昼夜対応の光学システム搭載により、日中は最大 2 キロメートル、夜間でも 1 キロメートル以上の視認ができる。また遠隔操作については、最大 20 キロメートルを可能としている。そして主武装には 12.7mm 重機関銃を装備。また高精度の対ミサイル武器を備え付けることも可能とのこと。加えて、上空で偵察している無人機とのリンクも可能としている。
Capture screen: via SpetsTechnoExport
装甲兵員輸送車 (APC: Armoured Personnel Carrier) をそのまま小型化したようなこの 6 輪車は、30 キロワットを生み出すハイブリッドエンジン搭載。最高速度は時速 38 キロメートルとなっている。
予備の武器や弾薬を兵士に代わって輸送するだけでなく、負傷兵が発生した際の運搬車輌など多用途な活躍が期待されている。
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