ドイツ連邦警察がスウェーデンSpuhr社製MP5短機関銃用の銃床を3,000個追加購入

ミリタリーブログサポートチーム

2019年11月08日 11:21


Photo from Spuhr
高精度・高剛性な光学機器マウントを製造しているスウェーデンのSpuhr社が、同社のMP5短機関銃向け銃床「R-315」をドイツ連邦警察に3,000個追加納入したとプレスリリースを出した。

参考:往年のMP5短機関銃をモダンな仕様にするスウェーデンSpuhr社製のアップデートキット - ミリブロNews
「R-315」はH&K社のMP5シリーズとそのクローンに対応した伸縮式銃床。G3A3小銃向けの「R-410」を元に、短機関銃用にリデザインされた。非常にタフであるだけでなく、エルゴノミクス性が向上し、様々な体格の兵士にフィットするデザインとなっている。また銃床基部にチークピースが取り付けられており、照準器を覗き込みやすくなっている。

Photo from Spuhr

同社のアップグレードキットを装着したMP5。

Photo from Spuhr

R-410とそのバリエーションはスウェーデン軍のAK-4C、AK-4D(H&K G3A3に独自の改良を加え国産化したもの)に採用され、以降スイス軍やポルトガル海兵隊、ドイツ・オランダ各国の警察組織でも使用されている。

Source: New Order for Spuhr MP5 Stocks from German BundesPolizei - Soldier Systems Daily, Spuhr gets large MP5 upgrade order from the German Bundespolizei -The Firearm Blog

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201911
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

関連記事