アメリカ陸軍次世代型軍用ヘリの候補にシコルスキー・ボーイング社のSB>1デファイアントが選定
Photo by Lockheed Martin
アメリカ軍が、現行のUH-60ブラックホーク汎用ヘリコプター、そしてAH-64アパッチ攻撃ヘリの後継として開発を進めているFLRAA(次世代長距離攻撃ヘリ)プログラムについて、ベル社のV-280に続きシコルスキー・ボーイング社のSB>1デファイアントもCD-RRプロセスに進むこととなった。
SB1 Defiant Reaches 130 kts and Retracts Gear - YouTube
CD-RR(技術コンペとリスク評価)は国防総省による評価フェーズで、仕様の絞り込みと本採用に向けた比較評価が行われる。
SB>1は実験機によるJMR-TD(技術概念を実証するフェーズ)にあったが、その初飛行がローターの製造過程の問題が発見されたことなどによって、2017年から2019年にずれこむなど、計画はやや遅延している。
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