EA、新作の近未来FPS「Syndicate」は来年2月発売

ミリタリーブログサポートチーム

2011年10月03日 15:09

北米での発売が2012年2月21日に決まった、Starbreeze によるシンジケートシリーズ新作「Syndicate」のトレーラーが 9月28日付で、YouTube 公式チャンネル上に公開された。

今回公開となったトレーラーには、Skrillex による Syndicate用の新曲をバックにエレクトロミュージックと近未来風景がよく絡み合った内容となり、相手を乗っ取る特殊能力や、弾丸が漫画「コブラ」に登場する「サイコガン」の様にドア越しからカーブして敵にヒットさせるシーンなど、かなりクールな演出とゲームセンスによって収められている。

Syndicate Announce Trailer HD


新たに追加されたスクリーンショット
"every corporation has an agenda" 「全ての組織には何らかの意図がある」
エレクトリックな同タイトルだけに、映像中にはサブリミナル効果を狙ったかどうかは定かではないが、意味深な内容のメッセージが何度となく登場する。
舞台は 2069年。このそう遠くない将来に、世界は "Syndicate" として知られる巨大企業によって全てが制御される。本作 "Syndicate" では「拝金主義」という強欲の下に世界が支配されるのだ。
そしてこのゲームでは、"every corporation has an agent" 「全ての組織は何らかのエージェントを雇っている」とトレーラーにもあるように、超巨大企業 "EUROCORP" の 最新プロトタイプ・エージェントであり、主人公の "MILES KILO" が様々な銃器やコンピューターへのハッキングを駆使して、組織の拡大のために戦うという内容のもの。
ちなみに、冒頭でも紹介しているトレーラーのバックミュージック "Syndicate" は Skrillex によるもので、下記のフェイスブック・ページから無料でダウンロード可能となっている。
http://facebook.com/syndicate


「Syndicate」 コンセプトアート
「市場は重大な岐路に直面」し、戦争そのものがビジネスへと変化していくことになる。この部分の描写については、「組織」を意味する "corporation" と「人間の死体」を意味する "corpse" を掛け合わせたり、"acquire assets" (資産を取得する) と "access acquired" (取得したアクセス) 、"executive" (幹部) と "execute" (実行する、遂行する) 等々、その掛け合わせたテキスト表現からもうかがえる。
また、"neural implant" (神経移植) や "neural impact" (神経への影響) といったテキストからも分かるように、ゲームの攻略においては、単なる武器でのドンパチだけでない方法も重要になるようだ。

なお、トレイラーの最後では、プレオーダーと特典の存在を示唆するイメージでラストを括っているところにも注目だ。

Syndicate 公式サイト:
http://www.ea.com/syndicate/


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