「コール・オブ・デューティ新作はアメリカ政府のプロパガンダ」ロシア・トゥデイが動画で批判
先日公開された、人気FPSゲーム「コール・オブ・デューティ(CoD)」の新作「モダン・ウォーフェア」の予告編について緑の「RT」のロゴでお馴染みのロシア・トゥデイが動画で批判している。
「モダン・ウォーフェア」は現代の紛争をリアルに描くことをテーマとしている。今回はシリア紛争を舞台としており、予告編中にはロシア所属と思われる爆撃機が市民を誤爆しているシーンがある。ロシア・トゥデイはこれに触れ「CoDはロシアについて、アメリカ国防総省と見解を同一にしている」と不当な描写を批判。また、こちらの実在のボランティア救助組織「ホワイト・ヘルメッツ」の描写についても、ISISとのつながりをもつ可能性があることに無批判であり、CNNのニュースのコピー・ペーストに過ぎないとした。
動画では続けて、専門家がゲームがアメリカ政府によるプロパガンダ的性質をもち「ターゲット層である若者に思想的偏向を植え付け、アメリカ軍に有利な世論を作り上げようとしている」と批判し、政府はゲームや映画、スポーツから距離を置くべきであるとした。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201906
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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