ワルサー、Umarexと北米での経営資源共有を発表
米国・アーカンソー州経済開発委員会 (Arkansas Economic Development Commission) は 29日、Walther Arms, Inc. が、同社の米国における事業をアーカンソー州フォートスミス Chaffee Crossing でおこなうことを発表した。同社は、エアソフトと小火器両方の部品製造拡大を表明した Umarex USA と、施設や経営資源の共有を図る。
Umarex USA は、北米市場における著名なドイツ製 エアソフト・空気銃の代名詞的ブランドの RWS を展開する Dynamit Nobel 系列の RUAG Ammotec USA による Umarex Group 買収から始まった企業。現在までに、スポーツ・シューティング製品のデザイン、開発、マーケティングをおこなっており、Beretta や Colt、Smith & Wesson、Hecler&Koch、Ruger、Browning、Makarov など、名立たる実銃ブランドの取り扱いをおこなっていることから日本のエアソフトマーケットでも注目が高まっている。同社は 2010年7月、Chaffee Crossing に 11万7,000平方フィート の施設を新たに創設した。
今回の事業統合により、両社は向こう 5年 において 700万ドル 以上の設備投資を図り、新たに 70~120名 の新規雇用を生み出す計画。拡大された施設は、北米における両社の本社的機能を有することになる。
Arkansas Economic Development Commission 2012/11/29
Arkansas Business 2012/11/29
Umarex USA
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