英国防省、英軍の次期制式拳銃をGlock17 Gen4へ変更
英国防省はイギリス軍の制式拳銃について、過去 40 年間にわたって使用してきた Browning L9A1 から Glock 17 Gen4 に変更することを明らかにした。
Viking Arms Ltd. (Harrogate, Yorkshire) に対して、まず 25,000 挺を 900 万ポンド (1,450 万ドル) で発注した。そしてアフガニスタン派遣部隊を優先する形で、数週間以内に支給を開始するとのこと。
Philip Dunne 装備相は「小型・軽量で費用対効果が高い」、国防省は「軽いだけでなく精度が高く、装弾数が多い (13 発から 17 発に増加)」と説明している。国防省ではこのほか「Browning の維持にかかる費用が増加してきている」「特定の脅威あるいは脅威の増大を受けた代替ではない」との説明もしている。
なお、アフガニスタン派遣部隊の一部では、UOR (Urgent Operational Requirement) 案件として調達した SIG Sauer P226 を使用しているが、これを用途廃止にする予定はないとのこと。その SIG は新型拳銃の最終候補に残っていたが、Browning は含まれなかった由。
MoD UK 2013/01/11
Reuters 2013/01/11
DefenseNews 2013/01/11
Picture: Richard Watt, Crown Copyright/MOD 2013
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