サバゲーでの活用にも期待、どんなものにでも取り付けられる小型多目的センサー「オーバル」
米国のオーバル・ディジタルというベンチャー企業が、どんなものにでも取り付けられる小型の多目的センサー「オーバル」 (OVAL) を開発した。現在、クラウド・ファウンディング・サイトの Indiegogo で発売のための資金を募集中だ。
オーバルは名前の通り楕円形をしており、サイズも 46 x 39 x 11 mm と、手のひらに乗るほどの小ささだ。この中に、動きや加速度、光、温度、湿度、位置などを検知できるセンサーがすべて入っている。
そして通信装置も内蔵しており、センサーから発信された情報をウェブやスマートフォンのアプリなどで受け取ることができる。システムはオーバル・ゲートウェイと呼ばれる、少し大きな楕円形の装置をインターネットに接続し、各オーバル・センサーと接続するという仕組みだ。ゲートウェイとセンサー間の通信可能距離は 457 m とされている。
用途としては、家の窓に取り付けて空き巣対策に使ったり、有害な化学薬品が入っている倉庫の扉に取り付けて監視したり、車の鍵にキーホルダーとして取り付けて失くさないようしたり、といったことなど、様々な活用法が考えられている。
また、アイデア次第ではイベント戦の企画など、サバイバルゲームでの活用にも期待が持てる。
Indigogo での目標金額は 40,000 ドルで、現在約 26,000 ドルが集まっている。
OVAL Digital, Inc. official website
OVAL - Smart Sensor. Instant Alerts / Indigogo 2014/08/12
Text : 鳥嶋真也 - FM201409
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