人気ブランド Team Wendy、香港メーカー FMA を相手に知的所有権の勝利判決を獲得
オペレーター用のヘルメットを中心に手掛ける米国の人気ブランド、Team Wendy, LLC が、FMA の名で展開している中国・香港の企業 Zhongshan Mai Bu Mould Co., Ltd. らを相手取った知的財産権 (intellectual property) を巡る裁判で、永久差し止めを勝ち取ったことが分かった。
この一報は、米国の人気ミリタリー専門ニュースサイト・Soldier Systems が、オハイオ州の連邦地方裁判所による最終的な判断を示した pdf ファイルを掲載したことによるもので、主文には 20 万ドルの損害賠償と、判決の効力として今後、永久的に該当製品の差し止めがおこなわれる旨が記載されている。
Team Wendy の人気製品、EXFIL とその周辺アクセサリー類を対象としたもので、頭部への空気抵抗に配慮した通気孔、ナイトビジョン マウント用シュラウド、左右両サイドに取り付けられたレールなど、ヘルメット全体を構成する要素、その特徴的な形状が、知的財産権の一種である「トレードドレス権 (trade dress rights) 」の侵害に当たることが判断理由に掲げられている。
Soldier Systems 上では、今回の裁判所の最終的判断を受け、「米国企業の知的財産権における素晴らしい勝利」とする Team Wendy の声明を掲載中。
soldiersystems.net 2014/08/28
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